ガラスパネルのPCケース「NZXT S340 ELITE VR」レビュー。

IN WIN 909を作成したものの、

やっぱり、デカすぎて重すぎて、邪魔すぎる!

IN WIN 805くらいのケースが良いなぁー、

交換しようかなぁー・・・と思っている矢先。

遂にNZXTからも登場しました、ガラスパネルのPCケースです!


NZXT VR User’sカスタム ミドルタワー [ ブラック & ガラスパネル ] S340 ELITE-VR

 

NZXT S340と、IN WIN 805を組み合わせたようなモデル。

しかも、VRパソコンとして使いたいので、ものすごい丁度良いタイミング。

 

超カッコ良いだけじゃなく、NZXT H440と同じく、超いじりやすかったです。

IN WIN 909 → NZXT S340 ELITE VRへ。

換装したんでレビューします。

目次

NZXT S340 ELITE VR開封。意外とコンパクト。

予約注文してたので、発売日に到着しました。

外箱はIN WINに慣れていたせいか・・・予想以上に小さくて軽い。

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ピッタリ入ってて取り出せなかったので、底面開けてから押し出しました。

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取り出してみましたが、予想以上にスリムです。

ミドルタワーって、こんなに小さかったっけ?って感じ。

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フロントに、VR用のHDMIとUSB3.0出力が付いている。

この手前にある崖みたいなデザインは?と思ってたら・・・

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フロントファン用の防塵メッシュが隠れてました。

マグネット着脱で簡単に取り外せる。NZXTやりおる。

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サイドパネルは、片方(左側)がガラスパネル。

透明の強化ガラスでスケスケです。アクリルよりもツヤツヤ。

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フロントロゴNZXTは控えめで、全体的にマットな質感。

テカテカしてないのが良いね。

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付属品が見つからない・・・と思ったら、

全てPCケース内に収納されてました。

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PCケースと繋がっている配線ケーブル類。

HDMIは背面グラボから取るみたい。

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付属のゴーグルスタンドは、思った以上にゴム素材。

マグネットなので、フロントだけでなく、サイドパネル(右側)にもくっつきます。

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ゴムは滑らなそうだけど、ホコリもくっつきそう。既に少し白くなってる。

 

NZXT S340のサイズ感。H440とIN WINシリーズと比較。

NZXT S340 ELITE VRのサイズが、予想以上に軽かったので、

IN WINシリーズとサイズを比べてみました。

IN WIN 909 904 901 805の製品サイズ比較

  • IN WIN 909:540mm x 231mm x 575mm
  • IN WIN 904:490mm x 192mm x 490mm
  • IN WIN 901:350mm x 173mm x 400mm
  • IN WIN 805:455mm x 205mm x 476mm

NZXT H440とS340 ELITE VRの製品サイズ比較

  • NZXT S340 ELITE VR:432mm × 203mm × 474mm
  • NZXT H440:475.3mm x 220mm x 510mm

IN WIN 909 904 901 805の総重量比較

  • IN WIN 909:20.6kg
  • IN WIN 904:16kg
  • IN WIN 901:9.13kg
  • IN WIN 805:9.15kg

NZXT H440とS340 ELITE VRの総重量比較

  • NZXT S340 ELITE VR:8.13kg
  • NZXT H440:9.75 kg

NZXTが軽いっていうよりも、IN WINのアルミ合金が重いんだよね。

NZXT S340 ELITE VRは、

IN WIN 805よりもコンパクトで、重量は1kgほど軽く、

幅も薄いのに、CPUファンはより大きいサイズを取り付けられます。

  • IN WIN 805 → CPUのダイ表面からサイドパネルまでの高さ:最大156mm
  • NZXT S340 ELITE → 搭載可能なCPUクーラー : 全高 161mm迄

CPUファン高さはネックになる事も多いんで。これは助かる。

 

換装前のIN WIN 909と比べてみると、一回り小さく、重さも半分以下。

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ガラスパネルの固定金具は似ているけど、In Winの方がブ厚め。

NZXT S340 ELITEは、プラスドライバーに対応している。

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上側がIN WIN。下側がNZXT。ホント似てます。

 

NZXT S340 ELITE VRで、PC組み立てて気付いたポイント。

IN WINのPCケースが激重だったので、ケースが軽いだけで組立やすい。

両サイドのパネルを外すと、更に軽いです。

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NZXTでは、スペーサーも既に装着済みだったので、

スペーサーに合わせてマザーボード設置して、固定完了。

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この時点で良さげ。

 

電源位置と電源向きとエアフロー。

電源固定方法は、NXZT H440と一緒。

固定部分が外れるので、固定もしやすい。

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電源はファンが下向き。下側もメッシュなんで、通気性もGood。

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ちなみに、IN WIN 909で使ってた電源RM650Xから、

RM550へグレードダウンしました。

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RM650X用のスリーブケーブルが完売だったので・・・

Corsair(コルセア)スリーブケーブルへ交換。ケーブル種類と対応のPC電源に注意。

24ピンの白ケーブルを使いたいが為に、電源を買うという意味不明の行動。

 

NZXTのPCケースは、配線隠し&配線収納が優秀。

さすが人気のNZXTという事で、

組み立てやすいだけでなく、配線も考えられておりました。

ケーブルがクリップで固定でき、裏側の配線も綺麗にまとまる。

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ケースファンの電源も、背面側に収納されています。

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背面には、フロントHDMI(VR用)ケーブルを通す穴も開いています。

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SSDは敢えて見えるように、側面ガラス側に固定しました。

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SSDのケーブルも見えないように設置。

IN WINよりも全然配線しやすいな。マジで。

 

マザーボードの24pin電源も、ホントは収納できるんだけど、

コルセアのスリーブケーブルが固すぎて、隠せないっていう。

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まぁ、見せる為に白ケーブルにした訳だから、結果オーライ。

 

CPUファンの高さは161mmまで。161.7mmのETS-T40Fは可能か?

S340 ELITE VRで、設置可能なCPUクーラー高さは161mmまで。

私が利用したいENERMAX製のETS-T40Fの高さは161.7mm

0.7mm足りないが・・・

海外のサイトで「S340」にエナーマックス設置しているのを見かける。

Completed Builds Using Enermax ETS-T40F-W 105.9 CFM CPU Cooler – PCPartPicker

 

だったら「S340 ELITE」でも可能だろうという事で、挑戦してみました。

ホワイトカラーのCPUファンといえば、ETS-T40F-Wしか無いしぃ!


ENERMAX サイドフローCPUクーラー ETS-T40Fit-W White Cluster

 

ケース高さは、ギリギリイケそうな感じ。

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横から見た感じ。スペースは少し余裕がありそう!?

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ガラスパネル装着してみると・・・

CPUクーラーに接触している感じは無いです!

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※やる場合は自己責任にてお願いします。

 

ガラス越しでもインパクト。ピッタリだねホント。

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ホワイトマザーには、このCPUクーラーじゃないとイケなかったので、

内側削ってでも、突っ込みたい気持ちだったのだ。

 

あとは配線チェックして、PCスイッチオン!

無事電源も入りました。

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アクリルとガラスじゃ透け感も違う。高級感が有る。

 

ケースファンをLEDファンへ交換。最大限設置してみる。

最後の仕上げとして、

Carbide Air240のように、最大限LEDファンを設置していきます。

Carbide Air 240のケースファンをLED化して可能な限り設置してみた。

 

CPUクーラーのファンに合わせ、ENERMAXのLEDファン。


ENERMAX エナーマックス PCケースファン クラスターアドバンス14㎝ UCCLA14P

フロント140mm×2個、天井140mm×1個、

背面120×1個で計4個。全てホワイトファンで攻めます。

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PCケース付属のファンコネクターは2pinだったので、

ENERMAXの3pinは接続できなかった。

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3pin対応のファン電源用分岐ケーブルを別途用意する。

上がケース付属のケーブル。下がわざわざ用意した分岐ケーブル。

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結果・・・全部マザボから給電できましたけど。

 

ファンも静音のため、

ENERMAX付属の固定用防振ブッシュで取り付け用としたのですが・・・

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ケース内でいろいろと干渉してしまい、結果ネジ固定にすることにしました。

 

LEDファン取り付け前は、こんな感じ。

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LEDファン取り付け後。

ケース内が真っ白になりました。

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背面ファン部分。外側からも白く見えます。

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上部ファンもホワイトに交換すると、白いのが見える。

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PC電源入れると、上部から光りが漏れる。

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NZXT S340 ELITE VRをLED化。完成披露。

LED化といっても、今回はLEDテープも使ってないので、

LEDファンだけ。ファンだけですが、結構光ってます。

IN WINシリーズのスモークガラスとは違い、透明ガラスなので、

ケースの中も、非常によく見えます。

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ホワイトPCにホワイトLED。

下手に色を入れるよりもシンプルで、悪くないんじゃないでしょうか。

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左右、中央、上部とLEDファンがあるので、明るさも十分。

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NZXT S340 ELITE はクリアガラスなので、

電源オフ(LEDオフ)の状態でも、中身も良く見えるのが素敵。

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光らなくても美しい。グラボだけ黒なのが悔やまれる・・・

 

って事で、グラフィックボードも白に交換しました。


GALAX 『Hall of Fame』シリーズ GeForce GTX 1080 HOF ハイエンド・グラフィックボード(型番:GF PGTX1080/8GD5 HOF)

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OCモデルという事で、オーバークロックにも挑戦。

グラボメーカーが違うと、ベンチマークスコアはどれくらい変わるのか?オーバークロックモデルと比較検証してみた。

 

最終的に、ZOTACグラボが余ってしまったので・・・

GTX1080×2でSLI構築してみました。

SLI構築方法と注意点。GTX1080のグラフィックボードで挑戦してみた。

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グラボ電源の白ケーブル足らなくて、赤ケーブルになっちゃってんのん。

電源ケーブル本数も足らなくて、結果RM650Xへ戻したっていう。

マザボ電源も白→黒へ。この辺は、いずれ何とかしたい。

 

S340 ELITEを、VR専用PCとして使う際の注意点。

S340 ELITEは、見た目、省スペース、軽量、組立やすさと、最高なんですが、

VR用のPCとして使う場合は、少し注意が必要です。

 

VR用に、フロント上部にHDMIポートが有るとはいえ、

それは背面のグラフィックボードから配線しないと使えないという事。

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最近の高スペックグラボは、DisplayPort×3HDMI×1っていうグラボも多いから、

HDMIが背面から取れなくなり、フロント上部からしか使えなくなる。

ディスプレイに4kテレビを使っていたり、

マルチディスプレイ環境だったりすると、DisplayPortだけだと結構困ります。

 

また、フロントから液晶ディスプレイにHDMI出力して気付いたんだけど・・・

ケース付属のHDMIケーブルを介した場合、

フルHDまでしか出力されず、4K出力が不可能となってしまいました。

背面グラボから直接HDMI接続したら、4K出力できたんで・・・

たぶん、そういう事なんだと思う。

 

また、付属のゴーグルスタンドは、あくまでオマケ程度。

実際に、HTC VIVEを掛けると、ちょっと無理ある感じも否めない。

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ゴム素材の為ビヨヨーンってのびるので、見た目もあんまりよくないし、

ケーブルも太いから、収納するのも厳しくて、ちょっと邪魔なんだよね。

 

結果、コンセント周りのケーブル収納に使ったりしてます。

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磁石くっつくので、マグネットボードしても使えるけど、

貼り付けるものは気を付けまっしょい。

せっかくの見た目が台無しですから。


NZXT VR User’sカスタム ミドルタワー [ ブラック & ガラスパネル ] S340 ELITE-VR

 

同じくカッコ良いケースとして、悩むなら「IN WIN 805」ってところだけど・・・

PCケース In Win 805 Black IW-CF05Bレビュー。

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中身を魅せまくるなら、透明クリアガラスのNZXTかな。

NZXTは、IN WINよりも断然組みやすいですから。

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この記事を書いた人

ファミコン世代のゲーマー。暇があればゲームしたい。
PCゲームをやる為にパソコンもいじりだし、
VR、オーディオ、カメラ・・・と日々浪費中です。

コメント

コメント一覧 (1件)

  • いいですよねこれ
    前面にVR用にHDMIとUSBが用意されてるのは流石だと思います。ただ私は借りてきた映画やディスク版のゲームもやりたいのでので5インチベイが欲しいところなんですよね…
    同じような感じで5インチベイもついてたら即決なんですが…

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