せっかく自宅に3D対応のテレビがあるんだから、
パソコンゲームも3Dでやってみたい。
そう思うのは私だけでは無いハズ。
「TriDef 3D」や「iZ3D」とかもあるようですが・・・
よー解らなかったんで、NVIDIAで挑戦。
家庭用テレビでも、3Dゲームできましたよん。
3D立体視のPCゲームをやる為に必要なモノ。NVIDIA 3D Vision。
PCゲームで、3D体験(立体視)といえば、NAVIDIA 3D Vision。
その敷居は、なかなか高いです。
3D VISIONに必要なモノ
- 互換性の有るNVIDIAグラフィックカード
- 3D Vision対応メガネ → NVIDIA 3D Visionキット(アクティブシャッター方式)
- 3D Vision対応ディスプレイ → リフレッシュレート120Hz以上
- Windows OS
3Dゲームをするにあたり、グラフィックボードの性能はあまり関係ないっぽい。
Geforceのグラボを積んでれば、たぶん問題無いレベル。
GTX560とかでも、3Dは「すばらしい」表記になってます。
NVIDIA 3D Visionキットを購入すればイケるのかと思いきや、
3D Visionはアクティブシャッター方式でした・・・。
NVIDIA 3D Vision 2 Kit GV1431-3DV2R
私の持っている4K液晶テレビは、3Dがパッシブ方式(偏光方式)の為、
NVIDIAメガネは利用不可能でした。最近の3Dテレビはパッシブ方式が多いよね?
※アクティブ方式とパッシブ方式の違いについては、下記サイトを参照。
参考サイト→3Dメガネの仕組みと種類。パッシブ方式とアクティブ方式の違い。 | 俺の動画。
そもそも家庭用テレビでは、リフレッシュレートも60Hzが限界っぽいから、
3D Visionのシステム要件、ディスプレイ120Hz以上もクリアできてない。
こうなると、尚更やりたくなる3Dゲーム。
3Dゲームの為に、液晶ディスプレイを買い換えるか・・・?
いやいや、まだ方法は有りました。「NVIDIA 3DTV Play」です。
NVIDIA GeForce「3D Vision」と「3DTV Play」の違い。
PCの3Dゲームって「3D Vision」でなければ出来ない。
それは私の勘違いでした。
NVIDIAには「3D Vision」が利用できない家庭用テレビでも、
立体視を体験できる「3DTV Play」というソフトウェアが有ります。
3D Visionの拡張機能に当たるのかな?
3D対応のフルHD液晶テレビでも、HDMI経由で3D体験をできる。
専用の3Dメガネ「NVIDIA 3D Visionキット」も必要なく、
3Dに対応している3Dテレビなら、ほぼ対応できるらしい。
アクティブシャッター方式の3Dテレビで無くてもOK。
偏光フィルター方式(パッシブ方式)の3Dテレビでも、3Dゲーム対応だってさ。
NVIDIA 3DTV Play は、アクティブ シャッター方式とパッシブ偏光方式のいずれのタイプの 3D TV グラスにも対応していますか。
NVIDIA 3DTV Play は、HDMI1.4a 準拠のどの 3D TV でもお使いいただけます。3D TV で使用できるグラスのタイプは、その TV のメーカーによって決定されます。
NVIDIA 3DTV Playは、39.99ドルと有料だけども、14日間は無料で利用できる。
というわけで、早速試してみました。
※3D VISIONキットを所持している人は、3DTV Playも無料で利用可能です。
NVIDIA 3DTV Playを、家庭用テレビBRAVIAで試してみた。
今回試したテレビは、ソニーの4Kテレビ BRAVIA KD-49X8500B。
ソニー SONY 49V型 液晶 テレビ BRAVIA KD-49X8500B 4K対応
4Kゲーム用に購入したヤツね。
→PCの4Kゲームをやるなら、4K対応の液晶テレビがオススメ。
使う3Dメガネは、ソニーの純正品の安いヤツです。
まず、NVIDIA公式サイトより「3DTV PLAY Activation Utility」をダウンロード。
14日間無料体験版を利用する方法も記載されてます。
→NVIDIA 3DTV Play14日間無料体験版 | NVIDIA
インストールされたら、早速3DTV PLAYを起動。
「無料の試用版の使用を継続する」でOK。
設定画面。3Dメガネを用意して次へ。
グラスの電源を入れますって表示されますが、これはアクティブ方式の3Dテレビの場合です。
パッシブ方式の3Dメガネは関係ないので、そのまま次へ。
3D表示されます。指示に従って3Dテスト。早速浮いてます。
再び、3Dのテスト。これまた浮いてます。
NVIDIA 3DTV Playの設定完了です!
続いて、3D対応ゲームで試してみます。
3D Vision対応ゲームなら、基本的に3DTV Playに対応している。
設定どーすんだろーって思いながら、
特に意識せず、Steamからゲーム起動してみました。
今更ハマってる「Max Payne 3」を起動したところ、
勝手に3Dへ変換されてくれました。
右下に「Rating : 3D Vision Ready」とか表示されとります。
「Ctrl + Alt + Insert」で、この表示は消えるのねん。
「Splinter Cell Blacklist」も起動してみたところ、同じく勝手に3D表示へ。
右下表記は微妙に異なってるね。
適当に起動したゲームが、いきなり3D表示されたのは驚き。
3D Vision対応ゲームなら、3DTV Playにも対応しているので・・・
NVIDIA 3DTV Play のゲーム対応状況は 3D Vision と同じですか。
はい。NVIDIA 3DTV Play では、3D Vision と同じゲームがサポートされています。
対応ゲームは、山ほどあります。
NVIDIA 3DTV Playは720pが限界。最高の3D体験をしたいなら3D Vision。
めっさ浮いてるーけど、なんか画像が荒いな・・・って思ったら、
解像度1280×720になってました。
NVIDIA 3DTV Playは、お手軽に3D体験できますが、
「1080p24」「720p60」「720p50」の3Dフォーマットにのみ対応となります。
NVIDIA 3DTV Play でサポートされている 3D モードを教えてください。
標準の HDMI 1.4a 1080p24 および 720p50/60 の各スタック フレーム モードがサポートされています。
よって、
60fpsでゲームをしたいなら、ハイビジョン画質(1280×720)となってしまう。
フルハイビジョン(1920×1080)では「1080p24」となってしまい、残像感がハンパ無い。
24fpsでは、ゲーム出来たもんじゃ無いです。
3D TV に複数のモード (720p60/50、1080p24) があるのはなぜですか。どのモードを使用すべきですか。
720p60 と 720p50 の各モードは、それぞれ 60fps または 50fps のフレーム レートを実現するため、3D ゲームでの使用に適しています。1080p24 は Blu-ray 3D を再生する場合にのみ推奨されるモードです。1080p24 モードで 3D ゲームをプレーしようとしても、24fps でのゲーム プレーしかお楽しみいただけません。
ちなみに、対応していない解像度でゲームを起動しても、3D表示はされません。
「Please try 1280×720@60Hz or 1920×1080@24Hz」って表示されます。
1080pのフルHDで、高画質3Dゲームを楽しみたいなら、
120Hzディスプレイと、3D Vision Kitで「3D Vision」を利用するしかないね。
メガネも高いだけあって、3Dの見え方も全然違うみたいだからね。
3Dは4Kとは別物だけど、
4Kを体験した後だと、HD画質(720p)は、画質の劣化を感じます。
やっぱり3D Vision対応ディスプレイが欲しいなぁ・・・って結論。
144Hzのゲーミングモニターで4~5万は、ちょっとキツイ。
MSI Optix G24C ゲーミングディスプレイ [24型 湾曲 リフレッシュレート144Hz対応] MN322
専用メガネも買ったら、6~7万か・・・。
NVIDIA 3D Vision 2 Kit GV1431-3DV2R
高画質3Dは、勇気要るなぁ~。
もし購入したら、またレビューしたいと思いますが、
とーぶん金欠なんで・・・しばらく先だね。きっと。
P.S.
現状、4KやWQHD画質で、3D表示って不可能みたいですね。
4Kを取るか、3D表示を取るか、悩ましい問題。
3Dゲーム環境にプラス7万は、そう考えると、4Kテレビってやっぱ安いな。
個人的には、4Kゲーム環境をオススメします。
→PCの4Kゲームをやるなら、4K対応の液晶テレビがオススメ。
ちなみに、2160pが4K、1080pがフルHD、720pがHDって感じみたいね。
参考サイト→動画配信サービスの画質(SD、HD、フルHD、4K)の意味とその違い。 | 俺の動画。
とりあえず3Dは満足したんで、大画面4Kでゲームします。
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