HTC VIVE Pro購入レビュー。HTC VIVEからの進化とデメリット。

VIVE Proレビュー VR

2018年4月、遂にHTC VIVEの上位モデル、

VIVE Proが登場しました。

 

VIVE Proの発売で、従来のHTC VIVEも値下げへ。

PC向けのVR端末は、VIVE一択なんじゃないか・・・というぐらいの進歩。

HTC VIVE、VIVE Pro、Oculus Rift、PSVRの比較。VR HMDデバイスの違い。

従来のHTC VIVEと比較して、VIVE Proレビューします。

VIVE Proアップグレードキット購入。初期設定も簡単。

私が購入したのは、VIVE Proのアップグレードキット。

HTC VIVEのベースステーション、コントローラーはそのまま、

VR HMDだけアップグレードできるというもの。

 

ベースステーションもコントローラーも入ってないので、箱はコンパクト。

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同梱品にはセットアップ順に番号が振られてますが、

コントローラーとベースステーションは同梱されてないので、

2番と5番がありません。

1番がマニュアル、3番がリンクボックス、4番にヘッドセット。

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全部取り出すと、こんなもんです。

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旧型ベースステーションも、そのまま使えるので、

PCに接続するリンクボックスとヘッドセット交換するだけ。

※参考→VIVE™ | VIVE Pro HMD 設定ガイド

 

初期設定的な作業も不要だし、ルームスケールもそのまま使える。

あの面倒なベースステーションの設置作業も必要有りません。

HTC VIVEのセットアップと注意点。ベースステーションの設置方法。

VIVE Proで進化した点。買い換えるメリット。

HTC VIVEとスペック比較。解像度が向上。

HTC VIVEからVIVE Proのスペックを比較すると、

わかりやすい進化が解像度の向上。

2,160×1,200ドット2,880×1,600ドットへ高解像度化しているので、

単純計算で約1.33倍ほど、解像度が向上してます。

 

HTC VIVEとVIVE Proのスペック比較

HTC VIVE HTC VIVE Pro
解像度 2160(1080×2)×1200 2880(1440×2)×1600
視野角 約110度 約110度
リフレッシュレート 90Hz 90Hz
ヘッドフォン 無し 内蔵
マイク 1個 2個
フロントカメラ 1個 2個
VR HMD重量 620g 765g
価格 69,390円 175,910円
※アップグレード版は101,520円

 

実際、使ってみても、映像はだいぶ綺麗になってると体感できました。

VIVEのデメリット網目感が薄くなり、

全体的にボヤっとしていたのが、クッキリ見えるようになったという感じ。

視力が悪い人が、メガネを装着したという感じでしょうか?

文字は非常に読みやすくなりましたね。

 

VIVE Proを利用したあとで、HTC VIVEを利用すると、

映像の汚さを感じまくりました。もぅ元には戻れませんね。

装着感の大幅な向上。焦点ボケがなくなる。

画質の向上以上に、改善を感じられたのがヘッドセットの装着感。

頭が固定されるということで、

焦点がズレてボケる事も少なくなりました。

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私の場合、普通に装着しても左目がボヤけることが多かったのですが、

VIVE Proでは、片目のボケ感も無くなりました。

 

目の位置にしっかりと固定できるためか?

HTC VIVEでは、ちょっとした動きでゴーグルがずれるので、

どっかしら焦点が合わないことも多かったですからね。

 

前後でしっかりと圧迫できるので、レンズのスグ目の前に目ん玉。

まさに、目の前に映像が広がるようになったかなと。

解像度よりも、視野角よりも、ゴーグルの密着感は大事なんだな。

 

HTC VIVEでは、ゴムバンドで固定するだけ。

前部分に重量がもってかれるので、首にも負担を感じてました。

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新型のVive Proは装着方法も、ラクになってます。

ゴーグルの固定部分が稼働するので、

目の位置を合わせたまま、スライドして固定できる。

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テコの原理ってやつでしょうか。

フィット感も半端無く、マジでズレない。

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重量も重くなって、ゴツくなって、髪の毛も逆立ってますけど、

装着感が増しているので、重さも感じ無いです。

 

後頭部部分にはダイヤルが付いており、締め付けの微調整も可能。

しっかりと固定するも、緩めるもクリクリっと回すだけ。

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私は、動きの激しいゲームをよくやるので、

ゴーグルを押さえながら下向いたり、

ゴーグル位置を直す動作も無くなりました。快適です。

配線がスッキリ。足に絡みにくくなりました。

ヘッドセット側のケーブルが3本→1本へ減ってます。

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コードも1本になり、よりしなやかに。

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HTC VIVEは、後頭部から真下に落ちる感じでしたが、

VIVE Proは、コードが横に流れるように配慮されてます

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結果、足にも絡みづらくなり、コードを直す作業も無くなるという。

 

ちなみに、VIVE Proでは、PC接続のHDMIポートは無くなり、

DisplayPort一択になっています。

DisplayPortの方が、伝送量も多いし、

グラフィックボードもDisplayPort主流ですからね。

HDMI2.0規格が18Gbpsに対し、DisplayPort 1.2規格は21.6Gbpsの伝送量

PCの4Kゲームをやるなら、4K対応の液晶テレビがオススメ。

USBケーブルも、USB2.0→USB3.0へ進化してます。

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フェイスクッション質の向上。サイズも違う。

フェイスクッション質もだいぶ改善されてます。

スカスカのスポンジみたいな素材から、低反発っぽい素材になってます。

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ゴーグルのサイズも変わっており、これもフィット感を向上させている。

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左がHTC VIVEのLサイズクッション、右がVIVE Proのクッション。

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VIVE ProにHTC VIVEのクッションを装着してみると、明らかに小さい。

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サイズが大きくなって、クッション素材が改善されたのは良いのですが、

今まで使っていた、HTC VIVE用クッションが使えないのは残念。

気に入っていた、レザー調のクッションもサイズが合いませんでした。

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予備のクッションも入ってないし、

クッションバリエーションは、日本だとまだまだ少ないですね。

海外サイトだと、良さそうなのが出てきますけど。

HTC Vive Pro Foam Replacement 16mm | VR Cover

VIVE Proの普及により、クッションバリエーションが増える事を期待してます。

収納性能も向上した。

ゴムバンドでは無くなり、コードもまとめやすくなったので、

ゲームをしない時の収納もラクになりました。

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背面がしっかりとしたパーツになったので、自立する。

立てかけて置いておく・・・なんてことも可能。

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引っ掛けて置く場合も、ゴムバンドみたいに伸びないから見た目も良い。

 

HTC VIVEだと、毎回片付けに苦戦してたから、

こんな感じになっちゃってたんだな。

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HTC VIVE購入レビュー。VR体験しまくって気付いたデメリット。

VIVE Proのデメリット。イマイチな点。

ヘッドフォンが一体型ということ。

VIVE Proは、高音質ハイレゾ対応のヘッドフォンが搭載されました。

ヘッドフォン部分も可動式になっており、

パコッと下げるだけで耳にフィットするのは良いと思う。

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たしかに、ゴーグル付けてからヘッドフォンを付けるの大変だから、

一体型になったのは良いとは思うんだ。

ただ、このヘッドフォンは密着感は弱く、耳の上にかぶさる感じ。

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密閉式でもないので、音も漏れるし、外の音も聞こえる。

よりVRに入り込みたい場合は、別でヘッドフォンを用意したほうが良い。

でも、イヤホンジャックは無いんだな。

外部イヤホンはUSB Type-C接続。

VIVE Proのヘッドフォンに不満が有る人。

ヘッドフォンは、外すことが可能です。

外した後に付けるパーツも付属しています。

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内側からクッションをめくるとネジ穴。

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ネジネジすると、ヘッドフォンが外れます。

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付属パーツをつければ、シンプルなヘッドセットへ。

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上から見た図。

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外したヘッドフォンは、最初に付いていたプチプチに丁度収まる。

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・・・で、ヘッドフォンを外したは良いけど、

外部ヘッドフォンを付ける場合、USB Type-Cしか対応していないの。

しかもヘッドフォン取り付ける場所も、ちょっと面倒な場所。

フェイスクッションを外して、レンズ上のカバーも外さないと駄目。

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※参考→ヘッドセットのイヤフォンの交換

 

新たにType-C対応イヤホンや、アダプタを買うってのも面倒なので、

ヘッドフォンを戻そうかと思うんだけど、ネジ固定だから戻すのも面倒。

 

私は、エクササイズ系ゲームは、

スピーカー出力で楽しむ事も多いので、

ヘッドフォンとスピーカーで、気軽に切り替え出来ないってのも不便。

結局、外したまま使ってます。

やっぱり値段が高い。GTX1060ではスペック不足。

VIVE Proの価格は、アップグレードキットで101,520円

HTC VIVEを持っている前提で、この値段です。

 

HTC VIVEを持っていない場合、フルセット版で175,910円

HTC VIVEは69,390円、Oculus Riftは50,000円

比じゃないくらい、高額なVR端末です。

 

VIVE Proの推奨PCスペックは、

GTX1060以上 or RX480以上と、HTC VIVEと要求スペックは変わりませんが、

GTX1060では、VIVE Proの高解像度は発揮できないと感じています。

HTC VIVEの時点でも、GTX1060では映像の乱れを経験してますから。

VR環境(HTC VIVE、Oculus Rift)に必要なPCスペック。

 

GTX1060では、せっかくVIVE Proにする意味も無いんじゃないかと。

当たり前ですが、ゲームにより要求スペックも異なるので、

GTX1070・・・よりは、GTX1080くらいは欲しいところ。

そうなると、更にお金も必要になるってことです。

新型コントローラー、新型ベースステーションの違い。

アップグレードキットを購入するときに悩んだのが、

VIVE Proのフルセット版。

VIVE Proの発売と同時に、コントローラーとベースステーションも新型が登場。

新型セットに買い換える必要があるのか?ってこと。

 

公式スペック拾ってみましたが・・・

現時点では、わざわざ買い換える必要は無さそうですね。

 

VIVEコントローラーのスペック比較

旧型コントローラー 新型コントローラー
センサー SteamVR トラッキング SteamVRトラッキング 2.0
入力 多機能トラックパッド、グリップボタン、2段トリガー、システムボタン、メニューボタン
接続 マイクロUSB充電端子

ベースステーションのスペック比較

ベースステーション1.0 ベースステーション2.0
対応コントローラー HTC VIVE
VIVE Pro
VIVE Pro
対応ヘッドセット HTC VIVE
VIVE Pro
VIVE Pro
最小ルームスケール 2m x 1.5m
最大ルームスケール 4m×3.5m 6m x 6m
※10m×10m(4個利用時)

 

ベースステーションは、小型化静音化省電力化もしているみたいですが、

ルームスケールサイズが一番の違い。

最大4m×3.5m最大6m x 6mへ。

4個設置時には、最大10m x 10mとなる。

このサイズで楽しめたら、自由に動けてホント楽しいでしょうね。

 

ただ・・・日本の一般家庭だと、旧型のルームスケールで十分のハズ。

最小の2m x 1.5mですら、確保するのが難しいのが事実です。

HTC VIVE購入レビュー。VR体験しまくって気付いたデメリット。

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コントローラーの方はというと、具体的な進化ポイントが分かりません。

ベースステーションの進化により、

コントローラーも変更する必要が有ったという感じでしょうか?

 

旧型ベースステーション1.0では、

新型ヘッドセット、新型コントローラーが使えるのに、

新型ベースステーション2.0は、

旧型ヘッドセット、旧型コントローラーは使えないっていう。

 

今後、形状違いの新型コントローラー「Knucles」も登場するだろうから、

とりあえず、現時点では新型ベースステーションも、

新型コントローラーは様子見ですね。

 

旧型ベースステーションは、長時間起動しているとエラー出る不具合もあるし、

自動で電源OFFにならないっていう問題も有ったので・・・

VR(HTC VIVE)の消費電力。自動で電源オフにする方法。

新型ベースステーションは、この辺も改善されてるのかなぁなんて思ったり。

VIVE Proレビューまとめ。

結局のところ、VIVE Proは買って良かったというのが正直な感想です。

HTC VIVEをそれなりに使っているなら、

画質向上だけでもテンション上がります。

アップグレードキットで+10万円、フルセットなら17.5万円

最高品質のVR体験ができるなら、まぁ納得もできるんじゃないかなと。

 

VRゴーグルは、ゲームだけでなく、動画視聴にも使えますし、

自宅で最上級のVR体験をするなら、VIVE Proしか無い。

Oculus Riftと比べて劣る点も、無くなったんじゃないかな。

HTC VIVE、VIVE Pro、Oculus Rift、PSVRの比較。VR HMDデバイスの違い。

 

最近は「BOXVR」にハマっており、

毎日のように、VIVE Proも起動しているので、

下手なエクササイズマシーンを買うよりは、安上がりだったなと。

・・・自分に言い聞かせてます。

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