VR HMD「Valve Index」購入レビュー。HTC VIVE Proと比較したメリット・デメリット。

VALVE INDEXとHTC VIVE PRO VR

2019年11月、Valveより新しいVR専用端末「Valve Index」が登場。

PCでVRゲームするなら、今はこれ一択なんじゃないかという、

とにかくよく出来たVR HMDとなってます。

 

HTC Vive Proに買い替えたときも感動しましたけど。

HTC VIVE Pro購入レビュー。HTC VIVEからの進化とデメリット。

今回のValve Indexでも感動したので、

その違いをまとめておきます。

Valve IndexとVive Proのスペック

まずは、HTC Vive Proとのスペック比較から。

現状、Steam VRを最上級VR端末は、

Valve Index、HTC Vive Proの2択となる。

 

Oculusでは、Oculus Rift発売終了となり、

Oculus RIft Sは、トラッキング方式がアウトサイドイン→インサイドアウト方式へ。

外部トラッキング不要の簡易VRになっちゃいましたからね。

 

VR HMD比較

Valve Index HTC Vive Pro Oculus Rift S
発売日 2019年11月 2018年4月 2019年5月
解像度 2,880×1,600
(1,440×1,600 × 2枚)
2,560×1,440
(1,280×1,440 × 2枚)
ディスプレイ LCD(液晶)
フルRGB
OLED(有機EL)
ペンタイル
LCD(液晶)
フルRGB
視野角 約130度 約110度
リフレッシュレート 最大144Hz
※デフォルト120Hz
90Hz 80Hz
VR HMD重量 約750g 765g 563g
価格 125,800円+税(VRキット)
94,800円+税(HMD+コントローラー)
62,800円+税(HMDのみ)
133,000円+税(スターターキット)
162,880円+税(フルキット)
94,000円+税(HMDのみ)
税込49,800円
(HMD+コントローラー)
接続 USB 3.0
DisplayPort 1.2
トラッキング方式 アウトサイドイン インサイドアウト

 

Valve Index ヘッドセットの解像度は、

HTC VIVE Proと同等の2,880×1,600ですが、

視野角130度リフレッシュレート最大144MHzと化け物。

 

更に、Valve IndexのVRキット(125,800円+税)は、

最新のValve Indexコントローラーと、

Valve Indexベースステーションも付属しています。

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Valve Indexコントローラーは、

5本指のフィンガートラッキングまで対応の優れもの。

Steam VR1.0、2.0の両方に対応しているので、

HTC VIVEベースステーション1.0、2.0でも利用可能です。

 

コントローラー比較

VIVEコントローラー VIVEコントローラー (2018) Valve Index Controllers
単体価格 16,297円(税込) 25,443円(税込) 35,800円+税
トラッキング SteamVR1.0 SteamVR1.0
SteamVR2.0
対応 ベースステーション1.0 ベースステーション1.0
ベースステーション2.0
ベースステーション1.0
ベースステーション2.0
接続 Micro-USB USB type-C
対応ベースステーション HTC Viveベースステーション HTC Viveベースステーション
HTC Vive Proベースステーション
Valve Indexベースステーション
HTC Viveベースステーション
HTC Vive Proベースステーション

 

HTC Vive Base Station2.0とValve Index Base Station2.0は、

あくまで互換というだけで別物。

この辺もややこしかったので、対応コントローラーをまとめておく。

 

ベースステーション比較

SteamVR Base Station 1.0 SteamVR Base Station 2.0 VALVE INDEX Base Station 2.0
単体価格 17,315円(税込) 25,575円(税込) 19,800円+税
トラッキング SteamVR トラッキング 1.0 SteamVRトラッキング 2.0 SteamVR トラッキング 2.0互換
対応端末 VIVE ヘッドセット
VIVE Pro ヘッドセット
VIVE コントローラ
VIVE コントローラ(2018)
VIVE トラッカー (2018)
Valve Index コントローラー
VIVE Pro ヘッドセット
VIVE コントローラ(2018)
VIVE トラッカー (2018)
Valve Index コントローラー
VIVE Pro ヘッドセット
VIVE コントローラ(2018)
VIVE トラッカー (2018)
Valve Index コントローラー

 

HTC VIVE Proフルキット(162,800円+税)以上の内容で、

HTC VIVE Proのスターターキット(133,000円+税)よりも格安なわけで、

まぁ、そりゃValve Index買っちゃうよね。

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もちろん、Valve Index HMD自体のスペックも高いわけですから。

Valve Indexのメリット

購入して気づく、スペックではわからない違い。

HTC VIVE Proでイマイチだった点、

Valve Indexで改良されまくってました。

フィット感の違い

左がHTC VIVE Pro、右がValve Index。

Valve Indexは、だいぶコンパクトになってました。

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下から頭を入れたら、前後サイズを後ろのダイヤルで固定する。

これは、HTC VIVE Proと同じ仕組み。

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違いを感じたのは、前後のクッション素材。

生地感最高でスルって滑るように装着できます。気持ちも良い。

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HTC VIVE Proは、フェイスクッションがスポンジ素材ですからね。

HTC VIVE Proはゴツいし、微妙に重い。

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ついでに、初期のHTC VIVE。

久しぶりに装着してみたけど、スンゲーつけ心地悪い。

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また、Valve Indexは頭が小さい人用に、

後頭部に専用クッションが入れられるようになってます。

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はめ込むだけかと思いきや、安定感抜群。

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Valve Indexの、フェイスクッションはマジックテープ脱着ではなく、

マグネット脱着なので、取り外しもしやすく固定も簡単。

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ただ、造りが良い分、

互換フェイスクッションを安く手に入れるのは難しいのかなと。

ヘッドフォンの違い

Valve Indexで良いなと思ったのがヘッドフォン。

HTC VIVE Proは、密着タイプのヘッドホンでしたが、

Valve Indexは、耳に付かないタイプのヘッドフォン。

正確には、耳元スピーカーですね。

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密着しているようで、浮いている。

耳が無いだけで快適、VRは汗もかきがちですから。

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オープンタイプですが、意外と外部に音は漏れづらく、

音も悪くないと感じました。

まぁ、低音は弱いけど、Vive Proのヘッドフォンより音が良い。

ハイレゾ対応っていう、Vive Proの音が悪いんだな。

画質(視野角&解像度)の違い

解像度はVIVE Proと同等ですが、

Valve Indexは視野角130度と、付けただけで広いのが感じられました。

リフレッシュレートもデフォルトで120Hz。Vive Proは90Hz

残像感もなくなり、没入感が増してるのも間違いない。

良いグラボを使ってる人ほど、この差はデカイと思う。

 

また、レンズも全然違うと感じました。

変な線みたいなのも無くなっており、反射しづらいレンズ。

これも映像を綺麗に映す努力なのかなと。

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画質は、HTC Vive Proは有機EL、

Valve Indexは液晶という違いが有るのですが、

トータルでValveの方が綺麗なんじゃないかなと。

コントローラーの違い

Valve Indexコントローラーは、最高でした。

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87個の内蔵センサーによる、5本指トラッキングが凄いのですが、

5本指トラッキングしなくても使いやすいです。

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手を固定するストラップが付いているので、

握ってなくても、コントローラーが落ちない。

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VIVEコントローラーだと、握らないと行けないから、

殴るとかのアクションで違和感あるんだよね。

もちろん、剣とかを握るならVIVEの方が良いのでしょうけど。

音ゲーのBeat Saberとかとか。

あと地味なデメリットは、左右で持ち替えが不可能なこと。

左右で形状が違うわけで、常にコントローラーは左右で区別される。

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それを上回る、5本指トラッキング。

VRchatのリアルアバターだけでなく、

指トラッキング対応ゲームでも鳥肌もの。

BONEWORKSでの掴む離すという操作は、なかなか感動しました。

ベースステーション&配線の違い

ベースステーションの互換性は上述したとおり。

基本的にはHTC Vive Base Station2.0と同じようなスペック。

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ベースステーションの形もHTCの2.0と酷似している。

 

ただ、ベースステーションの形は同じようでも、

コンセントとケーブルが大きく違いました。

左がValve Index、右がHTC VIVE。

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Valve Indexは、アダプタ部分が取り外し可能、

電源ケーブルも3mもあり、凄い長い。

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配線もVIVEに比べてだいぶシンプル。

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リンクボックスも無く、スッキリしています。

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HTC VIVEでは、途中にリンクボックスも必要でしたから。

HTC VIVE Pro購入レビュー。HTC VIVEからの進化とデメリット。

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ゴーグルからのケーブルは、上と下という違いがあるものの、

横に流れるようになっているのは同じ。

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まぁ、私は配線は上部から垂らしてますので、

気になる方は、突っ張り棒をくぐらせて配線がオススメ。

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ベースステーションも突っ張り棒が最強です。

HTC VIVEのセットアップと注意点。ベースステーションの設置方法。

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その他違い

Valve IndexのHMDのフロント部分には、

アクリル素材のプレートが固定されており、

取り外せるようになってます。

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USB端子があるので、なにかしらの端末を挿せる感じ。

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今後、またできる事が増えると良いですな。

Valve Indexのデメリット

まだ、出たばかりの端末ということで、

謎な点が多いということですかね。

 

気になっているのは、今後のワイヤレス対応。

VIVEはVIVE Wireless Adapter(日本未発売)とか、

Oculusは、Quest + ALVRとかとか、

不完全ながらもワイヤレス対応しつつあるので。

 

ゲーム以外の用途では、

VR動画視聴に使う人が多いと思いますが、

基本的にPCでの再生は、HTC VIVEと同じ仕組み。

WindowsでVR視聴対応している動画なら、視聴は問題無しでした。

 

例えば、DMMのVR動画「DMM VR動画プレイヤー」対応。

アダルト動画(FANZA)のVR動画も視聴できたし、

アダルトVR見放題VRchも難なく視聴できました。

※参考→FANZAのVR見放題「アダルトVRch」レビュー。使って気づいたメリット・デメリット。 | 俺の動画。

Valve Indexまとめ

VIVE Proよりも安い価格で、VIVE Proより高性能。

PC VRゲーマーが買うなら、今後はValve Indexとなりそう。

パソコンでゲームやるなら、Steamは欠かせないわけで、

Steam運営のValveが販売するValve Indexですからね。

 

まぁ、HTC VIVE Proも非常に良い端末なわけですが、

定価で買うなら、Valve Index買うよね。

現時点では、人気過ぎて入荷待ちだらけですけど。

 

一応、HTC VIVE Proも年末年始はセール価格になってますので。

HTC VIVEも安くなってるけど、スペックは結構違うから。

HTC VIVE Pro購入レビュー。HTC VIVEからの進化とデメリット。 

 

HTCは、VIVE Proの最先端路線から、

ライトVRな方向に行くのかなと。

上位モデルVIVE Pro Eyeは、業務用だし、

最新モデルVIVE Cosmosは、インサイドアウト方式。

だったら、Oculusを買うかなと。

先を行くOculus Rift Sや、Oculus Go、Oculus Questも有り、

Oculusは、GAFAのFacebookですからね。

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