何度PCを組み立てても、よくわからない、
グラフィックボードと、その他PCパーツとの関係性。
グラフィックボードを変えれば、
ベンチマークは飛躍的に向上するのですが・・・
→RTX2080に必要な電源。消費電力をGTX1080、GTX980Ti、GTX970と比較する。
CPUとメモリとマザーボードを交換しても、
ベンチマークは全然変わらないよね?っていう話。
グラフィックボード以外のパーツは、ゲームにどの程度関係あるのか?
PCスペックが異なれば、ベンチマークスコアは向上するのか?
PC毎にグラボ差し替えて、素人自作ゲーマーが勝手に行き着いた結論です。
※難しい話はワカリマセン。数値とかはあまり出てきません。
あくまで私が体感した内容となります。参考までに。
ゲームPCとPCパーツの関係
CPUがゲームに与える影響
CPUといえば、パソコンの核となるパーツ。
ただ、ゲーム処理、グラフィック性能となると、
影響度は少ないように感じられます。
以前、Core i3のPCとCPU Core i5のPCで、
同じグラフィックボードを使い、ベンチマークを比較しましたが・・・
ほぼ違いはありませんでしたし、
Core i7-3770とCore i7-4771のPCで比較したときも、
まぁ当たり前にベンチマークに違いは無かったです。
→GTX 970とGTX660とGTX650のベンチマーク比較。WQHDバージョン。
実際調べてみると、Core i7とCore i3くらいのレベルでは、
やはり、ベンチマークスコアに大した違いは無いみたいですね。
CPUはFFXIVベンチやバイオ6ベンチにはほとんど影響しない!
FFXIVベンチやバイオ6ベンチに限っていえば、例えばGTX760の場合、i5-3570Kとi7-3770Kではスコアーが誤差の範囲であるなど、CPU間の差は大きく出ませんでした。ということは、安いCPUにしてそのぶんほかのパーツに投資することができますね。
じゃあ、AMDとIntelなら違うってのか?
自前で検証してみましたが、やっぱり違いは分からないという結論です。
→CPUはIntelとAMDどちらが良いのか?ゲームPCでベンチマーク比較&検証してみた。
メモリがゲームに与える影響
メモリは、どのくらい影響するのか?
メモリ16GB(i7-4771)とメモリ8GB(Core i7-3770)で、
ベンチマーク全く変わらず。
→GTX 970とGTX660とGTX650のベンチマーク比較。WQHDバージョン。
メモリ64GBのIntel Core i7-6700KのPCと、
メモリ32GBでIntel Core i7-4771のPCでも比較してみましたが、
メモリ64GBのIntel Core i7-6700Kのベンチマークが劣る始末。
→CPUはIntelとAMDどちらが良いのか?ゲームPCでベンチマーク比較&検証してみた。
メモリはあくまでCPUが処理するための作業領域。
ゲームという単体ソフトウェアを起動するだけなら、
それほど多くの容量も必要としないハズ。
関係があるとしても、メモリのスピード(クロック周波数)くらいかなと。
高スペックのゲームでも、
メモリ16GB有れば、ほとんど事足りるみたいね。
32GBは有っても良いけど・・・64GBは不要ですな。
マザーボードがゲームに与える影響
マザーボードは、PCスペックには直接は関係しません。
マザーボード性能の違いは、各パーツの対応規格の違い。
新しいマザーボードなら、
最新のCPUやメモリが取り付けられるってだけの話。
変わるのはソケットの計上、BIOS、RAID対応、オーバクロック云々・・・
グラフィックボードを取り付ける為のPCI Expressスロットは、
当たり前に付いてますから。
強いて言うなら、SLI対応かどうかくらいじゃないでしょうか?
→SLI構築方法と注意点。GTX1080のグラフィックボードで挑戦してみた。
HDD・SSDがゲームに与える影響
CPU、メモリよりも、違いを体感できたのがSSD換装。
データの保管スペース(ストレージ容量)ということで、
軽視されがちですが、
HDD(ハードディスク)に比べたら、読書速度が断然早い。
私の使っているPCも、全てSSDにしています。
最近のゲームは、インストール容量も多く必要であり、
SSDドライブにインストールすることで、
ゲームの起動、ロードが非常に早くなりました。
HDDだと約30~50MB/sくらいだった読み込み速度、
SSDだと200MB/sオーバーとか出るわけで、
まぁ処理云々を無視しても早くなるわなそりゃ。
ゲームに限らず、PC処理が全体的に改善されますので、
万が一HDDドライブ使ってるなら、まず交換すべきパーツ。
最近はSSDドライブも非常に安価になっていますから。
GTX1080で検証。CPUとメモリとマザボを交換した結果。
2つのPCを使って、GTX1080で検証してみました。
以前のPCでは、GTX1080での4Kベンチ―マークは5076だった。
→GTX1080とGTX980TIとGTX970とGTX660で、4Kゲームのベンチマークを比較する。
グラフィックボードGTX1080のまま、他のパーツを全部交換。
マザボ、CPU、メモリとスペックアップして、ベンチマーク計測してみました。
マザボ、CPU、メモリの交換内容
- CPU:IntelCore i7-4771 3.5GHz → Core i7-6700K 4GHz
- マザーボード:ASUS H97-PRO → SABERTOOTH Z170 S
- メモリ:CORSAIR VENGEANCE PRONEW 32GB → Crucial DDR4 64GB
- 電源:Corsair CP-9020053-JP (RM550) → RM650X
- SSD:SAMSUNG SSD 840 EVO 1TB → 850 EVO 1TB
- OS:Windows 10
- グラボ:ZOTAC Geforce GTX 1080 AMP EDITION
結果、4Kベンチマークで5076 → 5152へと微妙に上昇しましたが、
大金使った割には、そこまで上昇しなかった・・・というのが正直な気持ち。
RTX2080で検証。CPUとメモリとマザボを交換した結果。
新たにAMD RyzenでPCを作成したので、
RTX2080を使って、3つのPCでスペック検証してみました。
→CPUはIntelとAMDどちらが良いのか?ゲームPCでベンチマーク比較&検証してみた。
RTX2080のベンチマークスコア結果
AMD Ryzen 7 2700X | Intel Core i7-6700K | Intel Core i7-4771 | |
---|---|---|---|
3DMark 4K RTX2080 |
6322 | 5937 | 6202 |
FF15 4K RTX2080 |
4608 | 4438 | 4643 |
FF14 4K RTX2080 |
8922 | 8319 | 8717 |
VRカノジョ RTX2080 |
127624 | 127270 | 127846 |
左から去年、2年半前、5年前と作成したPCであり、
PCスペックも個々のパーツの性能も大きく違い、
確かに、スペックは前後したわけですが・・・
なんかそれぞれのパーツの性能というよりも、
パーツ同士の相性のような気もしました。
5年前のIntel Core i7-4771のPCよりも、
2年半前のIntel Core i7-6700KのPCの方が、金かけまくってるのに、
ベンチマークでは下回ってますからね。
いずれにせよ、CPU性能やメモリ性能は必要最低限で良いという感じ。
推奨スペック満たしているなら、グラフィックボードへ投資しよう。
SLIにすれば、ベンチマークスコアも約1.5倍~2倍近くまで上がります。
→GTX1080のSLIで4Kゲームのベンチマーク計測。SLIの消費電力とSLIに必要な電源。
よっぽど費用対効果も高い気がしました。
パーツが違うと消費電力は変わる。
ベンチマークスコアに大した違いは有りませんでしたが、
消費電力には大きな違いがありました。
ゲーム起動前は、旧PCのが省電力だったのに、
ゲーム起動後は、旧PCの方が電力消費が大きい・・・
電源の違いも有ると思うけど、
CPUやメモリも新しいモデルほど省電力化は進んでいる感じ。
消費電力とスペックも比例しないのは間違いない。
グラフィックボードも新しいほど、省エネになってます。
→RTX2080に必要な電源。消費電力をGTX1080、GTX980Ti、GTX970と比較する。
パソコンを買い換えるなら、グラボとSSDを買い換えよ。
というわけで、それなりの性能のパソコンを持っているなら、
パソコン買い換えるの辞めて、
その分高いグラボに買い換えた方が、安上がりだという事。
ある程度のPCスペックがあるなら、
グラボに投資した方が、良い感じでゲームできます。
Core i3、メモリ16GB・・・まだまだイケるんではないでしょうか?
PC買い換えるなら、GTX1080やRTX2080に投資した方がコストパフォーマンスは高いかと。
省電力で高パフォーマンス。ZOTACが安かったです。
→グラボメーカーASUS、MSI、ZOTAC、GIGABYTEの違いと選び方。GTX1080でモデル比較して悩んだ結論。
GTX1080やRTX2080はベンチマークも凄いですが、
→RTX2080とGTX1080とGTX980TIとGTX970とGTX660で、4Kゲームのベンチマークを比較する。
省エネも凄いから。
→RTX2080に必要な電源。消費電力をGTX1080、GTX980Ti、GTX970と比較する。
旧ゲームまで高画質で楽しめて、電気代も抑えられる。
結果的に、コストパフォーマンスが高いのーん。
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