広大な面積×富士山で有名な「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」。
近くの「ふもとっぱら」も有名ですが、
個人的には、朝霧ジャンボリーの方が好き。
特に夏場は、こっちの方が快適なんじゃないかなと。
レビューします。
基本情報
宿泊施設と宿泊料金
サイトは「フリーサイト」「電源サイト」「プレミアムサイト」の3種類。
全て車の横付け可能なオートサイトとなっています。
電源サイトとプレミアムサイト以外は、全てフリーサイト。
フリーサイトは、11ヵ所ものエリアが有り、どこでも自由に利用可能。
フリーサイトは、DAYキャンプでの利用も可能です。
1人あたりに発生する入場料は、年中一律ですが、
サイト利用料は繁忙期は高くなります。
今回、我が家は、フリーサイトのトップシーズン料金で、
大人2人、子供3人での利用だったので、
- 大人(中学生以上)1,000円×2
- 子供(4歳以上中学生未満)500円×3
- サイト利用料:3,500円(トップシーズン、ネット割引)
合計で7,000円+税→税込み7,700円でした。
電源付きサイトと、プレミアムサイトの予約は、電話予約のみ対応ですが、
フリーサイトのみ、ネットから予約が可能。
ネット予約で200円OFFになるので、ちょっとだけお得です。
ちなみに、スノーピーク会員なら薪一束が半額になります。
会員登録は簡単ですし、他のキャンプ場でも割引が効きます。
別にスノピの商品を買う必要は無し、無料のレギュラー会員で良いから。
→スノーピーク会員ランクの違い。プラチナ会員になって気づいたデメリット。
キャンセル料
フリーサイト利用の場合、キャンセル料はかかりません。
電源付きサイト、プレミアムサイト、レンタル品を予約している場合のみ、
1週間からキャンセル料が全額発生します。
ただし、雨天時、荒天時のキャンセルは、
連絡すればキャンセル料は発生しないとのこと。
非常に良心的なルールとなっています。
チェックイン&チェックアウト
フリーサイトは、季節によりチェックイン・アウト時間も変動します。
レギュラーシーズンは8:00 or 8:30から、トップシーズンは10:00からと早く、
チェックアウト時刻も、トップシーズンは12:00まで、
レギュラーシーズンは16:00までと、1泊でもだいぶ長く滞在できます。
電源付きサイトは、
チェックイン13:00~17:00、チェックアウト8:00~12:00。
プレミアムサイトは、
チェックイン13:00~17:00、チェックアウト8:00~10:00。
年間通して、変わりません。
アクセス
静岡県富士宮市に朝霧高原の中にキャンプ場は有ります。
新富士インターチェンジから約40分。この辺はキャンプ場が多い。
国道139号を進んでいくと、
「朝霧ヴィーナスガーデン ゴルフコース」の看板がある道に入る。
ゴルフ場へ向かって進んで行くと、
キャンプ場の案内看板が見えます。
オフシーズンは「朝霧ヴィーナスガーデン ゴルフコース」で、
キャンプ場受付となりますが・・・
今回は、トップシーズンということで、そのまま奥に進みます。
ちょっと進むと分岐点、キャンプ場の案内に従って左側の道へ。
「朝霧ジャンボリーオートキャンプサイト」の看板が出てきます。
門を通り過ぎ、場内に入る。
入場門が空いているは8時~22時まで。22時以降は閉まります。
受付の有る管理棟は、キャンプ場内の奥にあるので、
Kサイトと、電源サイトを通り過ぎ、道なりに進みます。
道は悪路なので、車がスンゴイ揺れまくります。
道幅も広く無いので、車とのすれ違いは注意。最徐行にて進みます。
受付
管理棟は、Iサイトの隣に有り、
駐車場も管理棟の目の前に有ります。
人数と住所など記入して、受付の方に渡して説明を受けたら、受付終了。
入場許可証と、場内マップを貰えました。
入場許可証は、車の外から見えるところに置いておく。
サイトMAPとオススメエリア
日本有数の面積を誇るキャンプ場だけあって、
場内は、とてもとても広いです。
通常400サイト張れるほどの面積があるのに、
稼働させるのは1日200サイト分の予約と、
余裕を持って運営されており、贅沢にスペースも使えます。
フリーサイトは、G・I・J・K・L・M・N・O・P・Q・広場と、
11ヵ所に区分けされており、
基本的に富士山は、どのサイトからでも見えますが、
特に綺麗に見えるのが、I・M・N・L・広場サイトの5エリアとのこと。
人気なサイトも、上記のエリア。特にI・M・Nが人気です。
人気サイトは混みがちなので、
グループで利用するなら、
奥の方のエリアN・O・P・Q・Gとかが良いみたい。
管理棟の目の前がIサイト。
Iサイトには、ちょっとした遊具も有る。
Iサイトに次いで人気のMサイト。
木々が多くて個人的には一番好き。
開放感の有るNサイト。
高台のような場所もあり見晴らしが良い。
新しできたLサイト。見晴らし良い、こじんまりとしたサイト。
広場サイト。遮るものがない広いサイト「ふもとっぱら」っぽい。
こちらは、区画サイトのプレミアムサイト。
4区画しかなく、約20平米でテント2張り分の広さ。
ウッドリビングスペース屋根付き、
テーブル1台、椅子4脚がセットになっている特別なサイトです。
値段が高いだけ有って、眺めも一番良い。
エリア間は、基本的に離れているので、
歩いて移動するのは結構しんどい距離。
林の中を通って行く感じ。
落木も多く、火遊び用の小枝も簡単に集まります。
車で移動しないとしんどい距離。
今回、我が家が利用したのはMサイト。
地面はちょっと斜めでしたけど、木陰のおかげで快適でした。
富士山を拝むなら、プレミアムサイト近くがバッチリでした。
キャンプ場の設備
水場炊事場
管理棟横の炊事場は広め。
コインランドリーや洗濯機も1台づつ有ります。
※冬場は凍結で利用不可能の場合も有り。
水場は、各エリアにあり、いずれも富士山の天然水が飲み放題。
トイレ
管理棟横のトイレ。
男性用トイレ。
個室トイレ。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場のトイレは、全て洋式です。
トイレも各エリアにあります。
シャワールーム
管理棟の横にシャワールーム。
仮設シャワーが2つ。
シャワーは通年15分300円、24時間利用可能。
100円硬貨のみ。
夕方から混み合い、夜はずっと行列が出来てました。
キャンプ場周辺には、温泉施設も多々有りますが、
一番近い施設で、車で約15分の風の湯。
こちらは夕方5時から安くなりますけども、それ狙いの客で混むので気をつけて。
ふもとっぱらキャンプ場の利用客も多いので超混んでます。
約20分の天母の湯の方が良いかなと。格安な1時間券も有りますから。
販売されている物
管理棟の脇には売店があり、キャンプに必要な物は一通り売ってます。
薪は一束700円、炭は1kg700円。
オモチャとかも売ってました。
カップラーメンやお菓子は220円、
ペットボトルは1本160円、ビール350mlで350円。
外の自販機は売り切れですが、売店では揃ってますので。
値段は、全体的にキャンプ場価格ですね。
近くにはコンビニもセブン、ファミマと有るので、
管理棟まで来るなら、外に買いに行った方が良いかも。
炭・灰置き場
管理棟の横に炭と灰捨て場も有ります。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場では、
ゴミ捨ては不可能なので、ゴミは全て持ち帰りとなります。
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場の感想
フリーサイトで贅沢にスペースが使えるってのは最高ですね。
木々もたくさん有るので日陰が有る。だいぶ涼しい。
地面も芝サイトなので快適、
昼も夜も、虫はだいぶ少なく感じた。
まぁ、これだけ自然があれば虫除けは必須ですけども、
「ふもとっぱら」だと虫にも気をつけないと行けないので・・・
夏に利用するなら、断然こちらが快適です。
朝霧ジャンボリーは、エリアで雰囲気も全然違うので、
各々の好みに合わせて選べるのも良い。
夜10時まで入場できるという点でも外出しやすい。
チェックアウト手続きも無く、勝手に帰れるのもラクでした。
難点は、ふもとっぱらほど、富士山に破壊力が無いので、
写真映えを求めるなら、ふもとっぱらですね。
富士山だけなら、富士山ワイルドアドベンチャーもあるけども、
設備を考えると・・・ちょっと微妙です。
近くには、コンビニも有るし、
「もちや」という謎のテーマパークも有る。
子連れなら楽しいと思いますけども「もちや」に行くなら覚悟して。
翌日は、ヘトヘトになって帰りました。
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