YETIといえば超高級なクーラーボックスが有名ですが、
敢えてのギアボックスを購入しました。
LoadOut GoBox 30(ロードアウト ゴーボックス 30)。
バケツと同じロードアウトシリーズのボックスです。
さすがのYETIのギアボックスというわけで、
ただの収納ボックスじゃない魅力がありましたが・・・
まぁ値段はやっぱり高いよね。
基本情報
「LoadOut GoBox 30(ロードアウト ゴーボックス 30)」という名称ですが、
アメリカAmazonでは「LoadOut GoBox Divided Cargo Case」となってます。
※個人輸入しても変わらず高いので・・・日本で買いました。
容量は30Lなので、思ったよりもコンパクトなサイズ感。
ただ、堅牢な作りなので、なかなか重いです。
YETIのハードクーラー「タンドラ」シリーズと同じく頑丈であり、
熊でも壊せないというわけで、人が乗っても全然大丈夫。
タンドラと外観の造りも似ており、
YETIクーラーボックス用のオプションパーツも流用可能。
鍵用の穴や、ベルト穴も有るので、
タイダウンキット、ドリンクホルダー、ロッドホルダーも使える。
まぁ、オプションもスンゲー高いので買わないけども。
底にはYETIの大きなロゴと滑り止めゴムも付いている。
これもクーラーボックスと同じです。
サイズ比較
キャンプで定番の収納ボックスといえば、
トラスコ中山トランクカーゴ50Lや、トラストソーラージトートウィズリッド53Lですが、
LoadOut GoBox 30は、30Lという容量なのでワンサイズ小さい。
左から、トランクカーゴの30L、LoadOut GoBox 30、トランクカーゴの50L。
同じ30Lでも、YETIのギアボックスは、横に長い。
LoadOut GoBox 30と同じサイズ感で比較されるものとして、
スノーピークシェルフコンテナ25がありますが、
同じ寸法なのは、横幅サイズ(52cm)のみとなります。
シェルフコンテナは、取っ手が出っ張ってるので、実際はもう少し小さい。
同じくYETIのクーラーボックスに比べるとだいぶコンパクト。
クーラーボックスのタンドラ35qtに比べると一回り小さいです。
タンドラ45qtに比べると更に小さい。
クーラーボックスは極厚で、重量も倍くらい違います。
我が家は、コールマンの「54QT スチールベルト クーラー」を使っているのですが、
LoadOut GoBox 30は、やはり小さく感じます。
YETIのギアボックス買う人は、タンドラなんでしょうけど、
タンドラ35とスチベルクーラーは、外観サイズは似ているので。
内容量も重量も、全然違うけどね。
使って気づいたメリット・デメリット
収納場所が豊富
LoadOut GoBox 30は、小物を整理・収納するギアボックス。
ボックス自体に収納機能が有ります。
小物ケース(キャディー)、仕切り板(ディバイダー)、蓋にメッシュポケット。
全て取外しが可能です。
今まで使っていたトランクカーゴは、ただの箱。
有効活用するには、小分けボックスなり、
仕切り板なり、別途用意する必要も有りましたからね。
大きな物は入らない
LoadOut GoBox 30は、容量が小さく、仕切りや収納ボックスが付いているので、
大きなアイテム(ギア)の収納には向いてません。
鍋とかポットとか調理器具は、サイズ的に入らないし、
背の高い虫除けスプレーとかも、蓋側のポケットに干渉する。
定番のギアボックスも入れたら、それだけで終了。
ボックススペースも全く有効活用できなくなります。
今まで、小物をボックスに入れて分けて収納していた場合、
そのボックスが仇となる。
仕切りを取ってまで、大物を入れる意味も有りませんからね。
というわけで、YETIギアボックス用に収納を考え直す必要有り。
トラスコ中山のトランクカーゴでは、小物ケースを多用してましたけども。
YETI LoadOut GoBox 30では、箱から出してダイレクト収納。
小分けボックスが要らない分、思ったよりも入るし、
無駄スペースが無いので、隅々まで隙間なく収納できる。
シンデレラフィットを考える手間も無い。
ギアボックスが収納棚となる
YETI LoadOut GoBox 30は、ボックス自体がギアボックス。
ボックスに収納したまま、ダイレクトにギアが使えます。
小分けボックスを運ぶ為のただのケースじゃないわけ。
蓋はクーラーボックスと同じく、ボックス固定。
蓋を外す手間も無いし、蓋を置くスペースも必要無い。
蓋を開けたままにしておけるので、
ボックスからギアが取り出しやすく、スグ収納もできるというわけ。
小物ケースを箱から出して使う手間がない。スンゲー便利です。
雨が降ったら蓋をパタンと閉めるだけ、
パッキン付きで100%防水なので、外に放置しても何も気にする必要無い。
気にするのは盗まれる心配だけ。
蓋ロックも簡単だからね。
収納ボックスって、キャンプ場に着いたら、ただの箱になりがち。
蓋も置いておくと、蓋に霜が降りたり、灰が貯まったりするので、
蓋を置く場所にも気を配る必要が有るからね。
ただの箱が、収納棚にもなるので、設営や撤収の手間も減りました。
重いけど持ちやすい
YETI LoadOut GoBox 30は、箱の重量だけで5.35kgも有りますが、
実際使ってみたところ、それほど重さは感じませんでした。
トランクカーゴ50Lに比べたら、だいぶ運びやすいのです。
トランクカーゴって、箱自体は軽いですが、
サイズが大きく、荷物をたくさん入れると歪むし、中身も動きがち。
そして、手持ち部分もペラペラなので痛くて持ちにくい。
YETIのギアボックスは、箱自体は重いのですが、
サイズがコンパクトなので持ちやすい。重心も体の近くに寄せやすい。
YETIなら隙間なく詰め込めるので、中身も動きづらく重心も揺れづらい。
同じ重さの水と土では、土の方が持ちやすいのと同じイメージ。
また、YETIは、手持ち部分も持ちやすい仕様。
グリップしやすい形状になってるんですよね。
妻や子供も運べるようになる。わざわざ私が呼ばれて運ぶ必要無い。
これも地味に大きな利点でした。
YETI LoadOut GoBox 30まとめ
YETIのギアボックスは、収納力、実用性という点で有ですが、
難点は、やはり値段。
ただの収納箱と考えると、ちょっとアホみたいに高いです。
強度もそこまで必要無いし求めても無い。
熊が出るような場所なんて行かないよねって。
ただ、我々の行くキャンプ場は、見栄の張り合い。
熊よりも恐ろしい人間たちが見ているわけで、
YETIで揃えるだけで、なんかそれっぽくもなる事実。
なんだかんだで見た目で選ぶ。
YETIってそういうブランドだと思ってる。
YETIなのに、クーラーボックスじゃないってのも、
なかなかポイント高いと思ってます。
YETIのクーラーボックスって、
保冷力云々は置いておいて、スンゲーかさばる。
そもそも開け締めしたら、そんなに保冷力も持たないし、
冬キャンプなら極厚クーラーボックスは邪魔なだけ。
ギアボックスなら年中活用できるし、
マグカップやバッグなら、日常的に使えますからね。
家族でキャンプは、如何に荷物を減らせるか・・・
これから来る冬キャンプの課題です。
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