Switchダウンロード版ソフトのデメリット。複数家族(2台以上)で利用する際の注意点。

ニンテンドースイッチダウンロード版のデメリット

ニンテンドースイッチのゲームを、
パッケージ版ではなくダウンロード版を買う。
家族で複数のSwitchを利用するつもりなら、よく考えた方が良いです。

ダウンロード版を購入することにより、
兄弟姉妹で共有できなくなったり、
本来使うべき子供が使えなくなってしまうことも起こりうる。

逆に、ダウンロード版の仕組みを理解すれば、
2本必要だったゲームソフトが、1本で済むことも有る。

ニンテンドーアカウントの仕組みは非常に複雑故に、
勘違いしやすい落とし穴も多く、
よく分からないからといって、なんとなく買ってはマジでダメなのです。

私も幾度となく無駄な出費も繰り返してきたわけで、
家族で複数のSwitch管理して、気づいた注意点まとめておきます。

目次

ダウンロード版のメリット・デメリット

最近ゲーム販売で主流となっているのがダウンロード版。
物理的なゲームカードが入った「パッケージ版」ではなく、
「ダウンロード版」を購入する理由とは何なのか?

ダウンロード版は、ゲームソフトを持ち運ぶ必要がないので、
無くさない、盗まれない、壊れない等のメリットがあるのですが、
やはりパッケージ版より安くて、すぐにゲームできるっていう利点が大きい。

人気ゲームは在庫切れってパターンも多く、
私も今すぐやりたくて、ダウンロード購入する事が多かったです。

ただ、Nintendo Switchに限って言えば、
ダウンロード版は、デメリットの方が大きいと感じています。

Nintendo Switchのダウンロード版ソフトは、
基本的に、購入した本人しかゲームできないルール。

家族でダウンロード版ゲームを共有する方法も、
購入者が設定する1台(いつもあそぶ本体)でのみという条件付き。
※これが非常にややこしいので後述します。

基本的に、家族(ファミリー)とゲーム共有することは不可能なのです。
特に、複数の子供がいる場合は、子供同士でゲームソフトを共有できない
これが最高に痛いと感じました。

メリットデメリット
パッケージ版誰でもゲームプレイ可能
譲渡・売却が可能
貸し借り可能
販売価格が高い
ゲームカードが必要
紛失・盗難・破損リスクあり
ダウンロード版販売価格が安い
購入して即遊べる
大量に持ち運べる
ゲームカードの入れ替え不要
起動・ロードが速い
紛失・盗難・破損リスク無し
購入アカウントに縛られる
売却・譲渡不可能
貸し借り不可能

というわけで、多少ダウンロード版が安かったとしても、
複数台で使うつもりならパッケージ版を購入した方が良いです。

家族が多い場合、複数の子供がいる場合もパッケージ版の方が良い。
ダウンロード版の制限は、家族が増えるほどに複雑になります
既に複雑だと感じた人も、パッケージ版にすべき。
勘違いして、うっかり余計な出費をすることを防げます。

あと、ダウンロード版は、売る事ができないってのも痛いです。
Switchの人気ソフト(主に任天堂ゲーム)は、値下がりもしづらく、
マリオ、ゼルダ・・・と、フリマアプリで購入価格と大差ない価格で売れますので。

追加コンテンツ=ダウンロード版

パッケージ版の注意点として、有料追加コンテンツ(拡張パック)が販売された場合、
追加コンテンツの部分が、ダウンロード対応となること。

代表的なのが、「スプラトゥーン3 エキスパンション・パス」、
「マリオカート8 デラックス コース追加パス」、
「あつまれ どうぶつの森 ハッピーホームパラダイス」。

追加コンテンツは、ニンテンドーストアで購入せずとも、
量販店等でも追加パスとして売ってますが、
中身は同じDCL(ダウンロードコンテンツ)です。

結局のところ、アカウントに紐づける必要があるわけで、
ニンテンドーアカウントにログイン→アカウント連携が必須なのです。

パッケージ版を購入しても、追加コンテンツはダウンロード版と同じ扱いとなるので、
いずれにせよ、DLCを有効にするニンテンドーアカウントは、よく考えた方が良い。
理解すべきは「いつもあそぶ本体」というシステムです。

「いつもあそぶ本体」の仕組み

ダウンロード版のゲームをプレイできるのは、
ダウンロード版を購入したユーザーと、
ダウンロード版を購入したユーザーの「いつもあそぶ本体」に登録済みの他ユーザーです。

長くて理解に苦しむ文章で恐縮ですが、これ以上簡略して説明できません。

複数のNintendo Switch本体でダウンロード版(DLC)をプレイするつもりなら、
避けられないのが「いつもあそぶ本体」というシステムなのです。

※参考→「いつもあそぶ本体」について|Nintendo Switch サポート情報|Nintendo

家族で使うSwitchが1台だけなら、それが「いつもあそぶ本体」となるので、
誰でもその1台で共有して遊べる→ダウンロード版の制限も発生しません。
問題となるのは、2台以上のSwitchでダウンロード版のゲームを遊ぶ場合
2台目の本体を検討をしている人も、知っておかないと困るルールです。

ダウンロード版ソフトを購入した場合、
「いつもあそぶ本体」に設定した以外の本体では、
購入者以外はゲーム起動が不可能となります。

複数台のSwitchにゲームはインストールできるけど、
インストールしたゲームを起動できるかどうか?は、また別の話だということ。

ダウンロード版は、購入者のニンテンドーアカウントに紐づいているので、
基本的には、購入ユーザーアカウントでしかゲーム起動できません。

ただ、例外として「いつもあそぶ本体」で設定したSwitch(1台のみ)は、
購入者以外のアカウントでもゲーム起動が可能
となっているのです。

「いつもあそぶ本体」ということで、
購入者のメイン機のようなイメージがありますが、
その内容は「購入者本人が使う本体」というより「家族が使う本体」です。
いつもあそぶ本体=誰でもあそべる本体というわけです。

遊べるユーザーの違い

  • いつもあそぶ本体:全ユーザーがゲームプレイ可能
  • いつもあそぶ本体以外:購入ユーザーのみゲームプレイ可能

また、購入ユーザーでも「いつもあそぶ本体」以外のSwitchでは、
ゲーム起動する為に、インターネット接続が必要となります

オンラインでアカウント認証しないと、ゲーム起動できないわけです。

というわけで「いつもあそぶ本体」の注意点をまとめました。

いつもあそぶ本体の注意点

  • 「いつもあそぶ本体」に設定できる本体は、アカウント毎に1台のみ
  • 「いつもあそぶ本体」に設定することで、購入者ユーザー以外も遊べる
  • 「いつもあそぶ本体」以外の本体では、購入ユーザーしか遊べない
  • 「いつもあそぶ本体」以外の本体では、インターネット接続が必要

ゲーム起動する点において、ファミリーかどうか?は重要ではなく、
購入ユーザーの「いつもあそぶ本体」なのか?が重要だということ。

じゃあ、ファミリーのメンバーは何の為にあるのかというと、
Nintendo Switch Onlineの「ファミリープラン(年間4,500円)」の為ですね。

ご家族がお使いのニンテンドーアカウントを「ファミリー」という形で1つのグループにまとめることができます(最大8アカウントまで)。「ファミリー」にまとめると、ニンテンドーeショップの利用制限をしたり、Nintendo Switch Onlineの「ファミリープラン」をファミリー全員で利用したりできます

ファミリー|ニンテンドーアカウント サポート|Nintendo

最大8アカウントで、Nintendo Switch Onlineのサービスを利用できるようになる。
個人プランは、1人2,400円なので、2人で元が取れる計算です。

ちなみに、ファミリーメンバーといってますが、
ファミリーの加入要件は特に定められていません。
任天堂側でも、実際に家族かどうか?を判断することは無いので、
別居の親族や、友人でもファミリーに招待できてしまうのです。

ダウンロード版は、ソフト1本で2台同時起動できる

ダウンロード版とパッケージ版なら、パッケージ版が良いと言いましたが、
ダウンロード版に限り、ソフト1本で2台同時プレイできる裏技が使えます
※あくまで裏技であり、公式には明記されていません。

1人1本のソフトが必要と謳うゲームでも、
「いつもあそぶ本体」のシステムを活用すれば、2台同時にプレイできるのです。
例えば「スプラトゥーン3」も、ダウンロード版なら1本を2人が同時に遊べるわけ。
公式には不可と記載されているんですけどね。

【スプラトゥーン3】Switch本体1台とソフト1つあれば、複数人で遊べますか?
いいえ、一台で複数人同時に遊ぶことはできません。

例えば、ゲーム画面を分割したり、Joy-Conをおすそわけしたりして遊ぶモードはありません。
複数人で一緒に遊ぶためには、プレイ人数分の『Nintendo Switch』本体および『スプラトゥーン3』ソフトが必要です

【スプラトゥーン3】Switch本体1台とソフト1つあれば、複数人で遊べますか?

ダウンロード版ソフトの同時起動は不可のような文言もありますが、
これはあくまで、1つのニンテンドーアカウントで同時起動できないという話。
別のニンテンドーアカウントを使えば同時起動できるのです。

同じニンテンドーアカウントを連携したユーザーが、複数台同時にダウンロードソフトを起動することはできません。また、複数台の本体と連携している場合は、そのうちの一台が「いつもあそぶ本体」となります。「いつもあそぶ本体」とは、購入したダウンロードソフトを優先的に遊ぶことができる本体です。

【Switch】購入したダウンロードソフトを、複数の本体で遊ぶことはできますか?

実際のところ、購入者アカウントと家族アカウントなら、
1つのダウンロード版ソフトを、2台のSwitch本体で同時起動できるし、
2台のSwitch本体で一緒にオンラインプレイもできるのです。
※ローカル通信でのマルチプレイは不可能です。

ダウンロード版1台で2人同時起動方法

  • 1台目:「いつもあそぶ本体」で、購入者以外がゲーム起動
  • 2台目:「いつもあそぶ本体」以外で、購入者がゲーム起動
    ※要インターネット接続(オフライン起動不可)

ダウンロード版「スプラトゥーン3」1本で、
2人同時にオンラインプレイも可能でしたし、
激安のインディーズゲームもソフト1本で、
オンラインマルチで2人一緒にプレイもできています。

Don’t Starve Together (ドント・スターブ・トゥギャザー)も1本で2台プレイしてます

スプラトゥーン等、ローカル通信では一緒にプレイできないゲームもあるので、
オンラインマルチプレイで一緒にプレイ=Nintendo Onlineの加入も必要ですが、
オンラインプレイの時点で、Nintendo Onlineへの加入も必須ですからね。

「いつもあそぶ本体」の仕組み上、ダウンロード版1本で2台までとなりますが、
これを応用すれば、2本購入で3〜4台の同時起動も可能となるのです。
「いつもあそぶ本体」が2台に増えれば、設定した2台は誰でもプレイ可能、
購入ユーザーは、「いつもあそぶ本体」以外のSwitchで起動するという流れです。

ニンテンドーオンライン経由での同時プレイということで、
アカウントバンされても困るので、念の為サポートにも確認しましたが、
「ダウンロード版なら、同時起動はできます」という解答は頂けましたので、
違法な方法では無いとも思っています。

ただ、各々で使う環境も違うでしょうし、
私も責任は負えないので、不安なら各自で確認した方が良い。
任天堂サポートは丁寧ですし、聞くのはタダです。

もちろん、今後仕様が変わる可能性もありますが、
任天堂は、他社プラットフォームに比べ制約が厳しく複雑。
複雑にした結果の抜け道なので、
これくらい許容してくれないと、誰もダウンロード版使わないでしょ?
という気持ちでいっぱいだし、皆やってるよね絶対。

複数台Switchセーブデータの注意点

Nintendo Switchを複数台運用で懸念材料となるのが、セーブデータの扱い。
Nintendo Switchでは、Nintendo Switch Onlineに加入することにより、
「セーブデータお預かり」が使えるようになり、
複数Switch間でゲームデータ同期も可能となります。
誰がどのSwitchを使っても、常に続きからプレイできるようになる。

「セーブデータお預かり」は、自動バックアップしてくれる機能ですが、
「セーブデータの自動ダウンロード」機能をONにすれば、
同じニンテンドーアカウントで遊ぶデータを、Switch間で自動的に同期してくれる。
よって、複数のSwitchを利用しても、ゲーム進行状況は引き継げるというわけです。

ただ、自動同期をオンにすると、同機が上手く機能せず、
セーブデータでエラーも出るようになることは知っておくべき。

クラウド上のデータと、本体のデータが違うからエラーが出るので、
基本的には、新しい方のデータを上書きすれば良いですが・・・

誤って残したい方のデータを消してしまうこともあるので、
上書きする際は、子供にも確認した方が良いです。

あつ森のセーブデータに注意

セーブデータ管理の注意点として、
「あつまれ どうぶつの森」だけ、セーブデータ管理の方法が異なります。
大ヒットタイトル故に困惑した人も多いハズ。

「あつまれ どうぶつの森」は、Switch本体1台に対して1つの島データとなっており、
複数のSwitchでデータ同期することができません

本体に島民データも依存するので、
Nintendo Switch Onlineのセーブデータお預かりサービスも未対応
任天堂の例外ここにもあり。ホント複雑ですね。

Nintendo Switch Onlineのセーブデータお預かりサービスには対応しておりませんが、Nintendo Switch本体の故障・紛失・盗難に備えて、Nintendo Switch Online加入者向けに、本ソフト独自の形で、セーブデータをバックアップ・復元する「セーブデータ復元サービス」を2020年7月30日(木)より開始いたしました。

セーブデータお預かり|Nintendo Switch Online|Nintendo Switch|任天堂

セーブデータが本体に依存するということで、
家族で複数の島を作りたい場合にも困りました。
本体1台でソフト2つ買っても、造れる島データは1つ
ダウンロード版、パッケージ版の2本買っても、島は1つしか作れないのです。

本ソフトを複数本使用しても、作成できる島は本体1台につき1つです。ほかの島で遊びたい場合は、別の本体が必要です。
島のセーブデータは、Nintendo Switch本体に保存されるため、パッケージ版とダウンロード版を併用したとしても、島(セーブデータ)は1つです。

【あつまれ どうぶつの森】複数の島を作成したいのですが、方法はありますか?

逆を言えば、あつまれ動物の森は、本体1台につき1つの島データなので、
ソフト1台でも、Switch本体が2台あれば、それぞれ別の島を作る事が可能です。
家族で遊ぶなら、パッケージ版を1本買って、複数のSwitchで島を分ける方が楽しめる。
3台あれば3つの島を作れるわけです。

ただし、あつ森の追加コンテンツはDLC限定なので・・・
ダウンロード版の縛りが発生する。これも最悪でした。

これを解決する為に「Nintendo Switch Online + 追加パック」が登場したわけ。
「Nintendo Switch Online + 追加パック」のファミリー料金は、年間8,900円。
「Nintendo Switch Online」に+4,400円なので、約2倍の料金。
だったら、拡張パックを複数ユーザーで購入するという結論です。

マリオカート、スプラトゥーンの拡張パックも「+追加パック」対象ですが、
勝手に複雑にしといて、追加料金取るとは、なかなか商魂たくましいと思ったよ。

この「いつもあそぶ本体」と「あつ森」の例外が組み合わさると複雑さMAX。
上手く説明できてる自身も無いし、ホントわけわからない。
地雷にハマって、無駄に料金を払っている人も多い気がした。

複数Switchで複数ゲーム運用方法

上述したように、Nintendo Switchのシステムは複雑なので、
家族で運用するとなると、どういう風にゲームを買うか、非常に悩みます。
結局のところ、ゲームは誰が買えば良いのか?
ダウンロード版を購入するなら、どのアカウントで買えば良いのか?って話。

これは、所持するスイッチの台数と、
プレイする人数(子供の人数)でも変わるのですけど、
一応、我が家の場合で、結論を置いておきます。

我が家は、子供が3人いるので、父母含めた家族内のゲームユーザーは5人です。
その中で、主にゲームをするのが、私と長女と次女の3人であり、
毎日のようにゲームをやっているメインユーザーは長女のみです。
Switchは3台ありますが、主に起動するのは2台というパターンです。

パッケージ版が有るものはパッケージ版で購入する

初期の頃は、安さにつられてダウンロード版で購入してましたけども、
今では、パッケージ版で購入できるものは、全てパッケージ版で購入しています

ダウンロード版には、1台で2人使える裏技も有りますが、
購入ユーザーの管理が面倒であるし、
やはり「いつもあそぶ本体」に依存するのが最悪。
友達に貸すほどではないけど、その場で一緒にやることも多い。
挿すだけで、どのSwitchでも起動できる利便性には敵いません。

我が家は、実家にも1台置いてあるので・・・ゲームカードだけ持く事ができる。
Switch本体が増えるほどに、パッケージ版が良いのです。

あと、パッケージ版ソフトが売れることを考えると、金銭的にも大差無いと感じました。
上述したように、人気タイトルは、定価とほぼ同等で売却できます。

中古で安く買っちゃうというのもアリです。人気じゃないマイナーゲームほど安くなるし、
中身のゲームは同じなわけで、中古もダウンロード版も一緒だよ。

おすすめなのは、贅沢に新作2本をパッケージ版で買ってしまうという方法。
一見すると、無駄な出費に思えるのですが、家族でやるなら元は十分取れる。
子供と一緒に遊ぶ為に2本パッケージ版を買って、飽きはじめたら1本売れば良い。
メルカリ、ラクマ、ヤフオク、どこでも即売れる。

子供同士で一緒にプレイできた方が絶対に楽しいし、子供の時間も節約できる
タイムイズマネーだけでなく、家の中も平穏。
持たざる者同士の不要な争いにも巻き込まれなくて済むのです。

ダウンロード版を購入するアカウント

ダウンロード版で購入するのは、セールで大幅に安くなるゲーム。
任天堂のビックタイトルは、大して安くならないので、
ダウンロード版で購入するのは、主にインディーズゲームです。

PCゲームの人気インディーズゲームは、スイッチへ移植されることも多く、
大型連休前は、セールで70%OFF~90%OFFになることも多い。
スイッチは気軽に起動できるし、ユーザーも多いから、マルチプレイの為に追加購入しがち。

で、ダウンロード版で購入で悩むのが、
誰のニンテンドーアカウントで購入するのか?という問題。

メインでゲームをするのは子供ですが、
やはりゲームを購入するのは、親である私のアカウントです。

私がやりたいゲームを購入するというのもあるし、
私がお金を出すのだから、私が所有したいという所有欲。
Nintendo Switch Onlineも継続課金、親アカウントで支払ってるってのも有る。

ただ、親が全くゲームをしないのであれば、
ダウンロード版は、子供アカウントで購入した方が良いとも思いました。

ダウンロード版には、1台で2人プレイできる裏技が有るわけで、
子供を購入アカウントにしておけば、
子供+1人で、一緒にプレイできるようになる。

親を購入アカウントにしてしまうと、
親+1人となるので、子供同士でプレイできないという現象が発生する。
結局、2本買うハメになるパターンも有るのです。


ダウンロード版で2本目を購入するアカウント

我が家の場合、5人のゲームユーザーがいるので、
3人以上で同時にプレイしたい場合に悩むのが、
ダウンロード版を購入する場合、2人目アカウントを誰にするか?です。

もう一人の親(妻)で購入するか、
一番ゲームをする子供(長女)で購入するか、
悩んだ挙句、やはり親(妻)のアカウントで購入することにしました。

子供で購入してしまうと、どの子供で買ったか分からなくなるし、
18歳未満はクレジットカード登録できないというのも有り、
入力の手間もあるし、決済の都合、なんかやっぱり嫌なのでした。

Switch2台運用で、ダウンロード版を2本購入した場合は、
父と母のアカウントで、それぞれを「いつもあそぶ本体」に設定すれば、
両方のSwitch本体で、家族全員が購入ゲームをプレイできるようになります

  • 1台目:父の「いつもあそぶ本体」→全てのユーザーで利用可能
  • 2台目:母の「いつもあそぶ本体」→全てのユーザーで利用可能

「いつもあそぶ本体」の設定方法は、
「いつもあそぶ本体」を設定するユーザーで「ニンテンドーeショップ」に接続するだけ。

自動的に登録なので、変更する場合は、
「ニンテンドーeショップ」で解除→再度アクセスという方法となる。
複数台を運用している場合は、変更するのはちょっと手間ですよ。

ダウンロード版2本目を購入する際の注意点として、
1本目購入アカウントで「いつもあそぶ本体」に登録しているSwitchでは、
別アカウントで「ニンテンドーeショップ」に行っても、購入済みとなって購入できません。

追加購入するなら1本目アカウントの「いつもあそぶ本体」以外の本体。
「このユーザーではあそべません」ってエラーが出る本体で、
「ニンテンドーeショップ」で購入しましょう。

ちなみに、子供のアカウントで購入する場合は、
直接クレジットカード決済ではなく、残高チャージ支払となります。

ニンテンドーアカウント残高は、家族(ファミリー)で共有できないので、
残高の不足分だけ、クレジットカードで支払った方が良いです。
「不足分のみ」という選択肢が有ります。

ゲーム購入時に付与される「マイニンテンドーゴールドポイント」も、
家族で共有不可能
となっているのも不親切ですね。

ファミリーでゲームの共有はできないし、アカウント残高やポイントの共有も不可能、
なかなか家族利用には厳しい任天堂なのです。

Nintendo Switch Onlineの必要性

Nintendo Switchを複数台で遊ぶ場合、Nintendo Switch Onlineへの加入は不可欠です。
マルチプレイでは、Nintendo Switch Online前提のゲームが多く
複数Switchでのセーブゲーム同期も、サブスク加入しないと使えません。

皆が加入しているから、加入するのも避けられないのが現状であり、
我が家もNintendo Onlineは、ファミリープラン(年額4,500円)で加入済み。

ファミリープランは、2人で元が取れるので、家族ならこれで良いのですが、
「Nintendo Switch Online+追加パック」は不要だと思っています。
追加パックの為だけに、年額8,900円は高額。
追加で4,400円払うなら、拡張パックを2本買うかなと。

「+追加パック」の違いは、以下のような感じ。
基本的にオンライン機能は一緒だし、
64、アドバンス、メガドライブのゲーム?その為に契約しないよね。

Nintendo Switch OnlineNintendo Switch Online
+追加パック
個人プラン
(最大1人)
30日間:306円
90日間:815円
365日間:2,400円
365日間:4,900円
ファミリープラン
(最大8人)
365日間:4,500円365日間:8,900円
オンラインプレイ
セーブデータ同期
スマホアプリ
ファミコンゲーム
スーファミゲーム
ゲームボーイゲーム
64ゲーム
アドバンスゲーム
メガドライブゲーム
×
追加パック
・マリオカート
・あつ森
・スプラ2
×

ちなみに、Nintendo Switchで、オンラインプレイするには、
必ずしもNintendo Switch Onlineが必要というわけではありません。

Nintendo Switch Onlineが不要で、
オンラインマルチプレイが可能なゲームも有ります。

代表的なのが、Epic Gamesの無料ゲーム、フォートナイトやフォールガイズ、
EAのエーペックスレジェンズ、Blizzardのオーバーウィッチ2・・・
Nintendo Switch Onlineは、加入不要で完全無料でプレイできます

Nintendo Switch Onlineは、任天堂ゲームだけでなく、
有料販売されているゲームは、基本的に必須と思っておいた方が良いです。

Nintendo Switch Online
必要なゲーム
Nintendo Switch Online
不要なゲーム
スプラトゥーン3
大乱闘スマッシュブラザーズ SECIAL
マリオカート8デラックス
ARMS
オーバークック2
ヒューマン フォール フラット
Don’t Starve Together
マインクラフト 等
フォートナイト
Fall Guys
オーバーウィッチ2
エイペックスレジェンズ
Arena of Valor
アサシン クリード オデッセイ クラウドバージョン
PSO2 ニュージェネシス クラウド 等

スイッチでクロスプレイが可能なゲームは増えてますが、
オンライン料金も別途必要となると、話はちょっと変わって来る。
わざわざスイッチオンラインに加入してまで、スイッチではやらない方が良い。

スイッチは、本体スペック的も低いので、クロスプレイで遊ぶには無理も有る。
特殊ルールが多いので、マインクラフトをクロスプレイも苦戦したし、
ローカル環境でクロスプレイする場合も、Nintendo Switch Onlineが必要というのも謎でした。

Switch版マインクラフトでスマホ、PC、PS、Xboxとのクロスプレイに苦労した話。オンライン、ローカルネットワークでマルチプレイする方法。

Switch版マインクラフトでクロスプレイする方法

複数Switch利用の注意点まとめ

Nintendo Switchのダウンロード版ソフトは、
あくまで指定した本体1台でのみ、誰でもゲーム起動ができる仕組み

家族(ファミリー)でゲームを共有するという仕組みは無いので、
ダウンロード版を購入する際は、ホント気をつけて。

任天堂では、1ユーザー1ソフトという厳しいルール。
このルールを理解しないまま購入すると、ホント損しちゃう。
安さに釣られて買い過ぎても、1人でしかプレイできないなら意味ない。
昔の自分に伝えたいのでした。

家族でゲームソフト共有OKにしてくれれば、全て解決するんですけどね。
ダウンロード版が普及しない理由でもあると思った。
まぁ、この辺はプレステも同じなので、
おま国縛りの強い日本では、ちょっと難しいのかもしれません。

Google Play StoreやApple Storeだけでなく、
PCゲームの最大手Steamでは、家族と全てのゲーム共有可能。
Steamファミリーだけでなく、Remote Play Anywhereで、
ゲームを所持しない友人とも、一緒にローカルマルチプレイできますからね。

Steamファミリー、ファミリーライブラリシェアリング、Remote Play Togetherの違い。PCゲームを家族で共有する方法。

Steamファミリーでゲームを家族共有する方法

PCゲームというハードルの高さも、Steam Deckで解消。
Steam Deckという本体が増えるだけで、
家族皆でPCゲームできるようになるのも素晴らしい。

初代Steam Deck(液晶)レビュー。使って気づいたメリット・デメリット。

Steamのゲームも激安、ニンテンドーオンラインのセールの比じゃないのよ。
有機ELモデルも登場したので、同じ有機ELならSteam Deckを購入したいね。

新型Steam Deck OLED(有機EL)レビュー。旧型Steam Deck液晶モデルからの進化と違い。

Steam Deck OLEDレビュー

お手軽なスマホゲームや、クラウドゲーミングサービスが台頭し、
ゲーム特化のUMPCの登場で、PCゲームも手軽にできるようになった今、
Nintendo Switchというゲーム機は、ちょっとヤバいんじゃないのん?

本体安くても、ゲームも高くて、周辺機器も高い。
ジョイコンすぐに壊れるし、オンライン有料で、マジで維持費も異様。
だけど、子供が、子供の友達ががががが。
上手く囲い込んでますね任天堂さんよぅ!

大人の皆さんは、既に気づいていると思うので、
他でできるゲームは、なるべくSwitchを使わない方が良いですね。
クロスプレイ対応のゲーム、スイッチでやっちゃダメ。絶対。

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この記事を書いた人

ファミコン世代のゲーマー。暇があればゲームしたい。
PCゲームをやる為にパソコンもいじりだし、
VR、オーディオ、カメラ・・・と日々浪費中です。

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