インナーマット、インフレータブルマット、エアーマット・・・
キャンプのベッド&マット問題は、
SOTONE NO KIWAMI(ソトネノキワミ)で解決しました。
それなりにお値段は張りますが、値段以上の価値がある。
DODの商品ってことで、無駄に高くないのも良い。
ただ、難点は無いわけでは無いので、その辺も踏まえてレビュー。
ソトネノキワミのメリット
極厚で寝心地がマジ極み
他のマットは何だったのか?ってくらいの寝心地。
インフレータブルマットとしては最上級の分厚さです。
以前も、DODのインフレータブルマットを使ってたんですけど、
並べてみると、ホント全然違う。極厚マットレス。
肉厚で売れまくりの「ソトネノサソイ」でも4.5cm、
「ソトネノキワミ」は10cmの肉厚ウレタンと、倍以上も有るのさ。
肉厚ウレタンなので、エアーベッドのような反発も無い。
適度な沈み込みも有り、寝心地はホント家の布団。
気づいたら子供も寝ている快適さ。
死んだように眠る子どもたち、
あんなに夜泣きしていた三女も全然起きません。
極厚マットなので、地面の凹凸関係無しに設営もできるし、
底冷えも完全にシャットダウンしてくれるので、
雪の中でも全然寒くない。ホットカーペットも要らなくなりました。
羽毛布団とソトネノキワミで冬が越せるって凄い。
我が家は、ソトネノキワミと羽毛布団で真冬もオーライです。
→寝袋の役割と必要性。家族キャンプは羽毛布団の方が快適な理由。
自動膨張式で広げるのがラク
自動で膨らむオートマチックエアバルブなんで、
マットを広げるのもスンゴイラク。
開放モードでほったらかしにしとけば、勝手に膨らんでくれる。
初回のみ時間がかかりましたけど、二回目からは、ホントあっという間。
仕上げは吸気モードにして、
エアポンプこと、付属の枕で空気も調整できる。
パンパン、柔らかめと好みの硬さへ。
シーツと枕の質も高い
アウトドア系のマットって、表面の質感が微妙な物が多いのですが、
ソトネノキワミは、コットン素材のシーツも付いているので、
肌触りも最高。マジで布団なの。
汚れた場合もシーツだけ外して洗えるし、
マットも縫合が無い圧着式なので、水が侵入するのも防いでくれる。
ポンプとして使える枕も、オマケ程度の物ではなく、
この枕も「ソトネノマクラ」という素晴らしい商品なんですよね。
単体でも購入できます。
マットと同じく、空気量で枕の高さ調節も可能。
この枕にも同じ素材のシーツが付いている。
ヨダレ垂らしても洗えるからね。
私は、ソトネノキワミのMとLを買いましたが、
いずれも付いているソトネノマクラのサイズは一緒でした。
ちなみに、一般的な布団サイズとも大差ないので、
布団用のシーツや敷パットを使うことも可能。
Lサイズはダブルサイズの敷パットでピッタリ。
ここまでくると、マジでマジで布団。
Sならシングル、Mならセミダブル、Lならダブルですね。
収納ケースも余裕が有る造りなので、
別途シーツとかブランケットとか、一緒に入れられます。
3サイズから選んで組み合わせ可能
ソトネノキワミは、SMLの3サイズ展開なので、
家族人数やテントサイズに合わせて組み合わせて使えるわけで、
テントにピッタリフィットさせれば、インナーマット代わりにも使えます。
ソトネノキワミのサイズ比較
S | M | L | |
---|---|---|---|
価格(税込み) | ¥16,240 | ¥20,480 | ¥23,730 |
展開サイズ | W80×D208×H10cm | W115×D208×H10cm | W138×D208×H10cm |
収納サイズ | W91×D23×H23cm | W60×D30×H30cm | W70×D31×H31cm |
重量 | 4.6kg | 6.3kg | 7.5kg |
ソトネノLは138cm幅、ダブルサイズ(140cm幅)に近いサイズなので、
Lサイズ一つで、大人2人+子供1人くらいは寝れます。
Lサイズ2つだと入らないテントも出てくるので、
ファミリーテントだと、MとLの組み合わせが使いやすいかと。
MとLの組み合わせで、大人2人+子供5人くらいイケます。
我が家はスノーピークのテントを愛用しているのですが、
純正マットのサイズ調べれば、適切な組み合わせも見えてくる。
インナーマットサイズ | 重量 | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
エントリーパック TT・ヴォールト用 マットシートセット | 210×285cm | 1.5kg+0.5kg | ¥16,280 |
アメニティドームS マットシートセット | 150×210cm | 0.9kg+0.26kg | ¥16,280 |
アメニティドーム マットシートセット | 260×260cm | 1.7kg+0.6kg | ¥18,480 |
アメニティドームL マットシートセット | 295×295cm | 1.7kg+0.7kg | ¥20,680 |
エルフィールド マットシートセット | 305×230cm | 1.3kg+0.5kg | ¥21,780 |
ランドブリーズ6 インナーマット | 295×295cm | 4.5kg | ¥27,280 |
ドックドーム Pro.6 インナーマット | 290×290cm | 4.5kg | ¥28,380 |
ランドロック インナーマット | 360×230cm | 4.5kg | ¥29,480 |
リビングシェル ロング Pro. インナーマット | 355×215cm | 3.7kg | ¥27,500 |
アメドL(295cm×295cm)や、ドックドームPro6(290×290cm)だと、
Lサイズ2つでもいけますけども、
我が家はソトネM(115cm)とソトネL(138cm)。
チョット余裕あるので、コット置いたりとかしてます。
テントによっては、形状が特殊なので・・・
インナーテントサイズは、しっかりと調べた方が良い。
例えば、リビングシェルロングのインナーテントは、
355cm×215cmとなってますが、台形なので短い方は255cm。
ソトネM(115cm)とソトネL(138cm)でピッタリでした。
ソトネは長方形なので、無駄なスペースができますけども。
荷物置いたりするスペースは、極厚クッションは要りませんからね。
ソトネノキワミのデメリット
価格が高い
寝心地はキワミですが、その分お値段が高額です。
我が家は最終的にMとLサイズを購入したわけですが、
Mが20,480円、Lが23,730円なので、合計44,210円。
安いテントが購入できる値段となります。
ただ、ソトネノキワミが有れば、
テント純正インナーマットが要らなくなるので、
値段は、そこまで高額ってわけでも無い。
スノーピークのインナーマットも高額だからね。
インナーマットサイズ | 重量 | 価格(税込) | |
---|---|---|---|
エントリーパック TT・ヴォールト用 マットシートセット | 210×285cm | 1.5kg+0.5kg | ¥16,280 |
アメニティドームS マットシートセット | 150×210cm | 0.9kg+0.26kg | ¥16,280 |
アメニティドーム マットシートセット | 260×260cm | 1.7kg+0.6kg | ¥18,480 |
アメニティドームL マットシートセット | 295×295cm | 1.7kg+0.7kg | ¥20,680 |
エルフィールド マットシートセット | 305×230cm | 1.3kg+0.5kg | ¥21,780 |
ランドブリーズ6 インナーマット | 295×295cm | 4.5kg | ¥27,280 |
ドックドーム Pro.6 インナーマット | 290×290cm | 4.5kg | ¥28,380 |
ランドロック インナーマット | 360×230cm | 4.5kg | ¥29,480 |
リビングシェル ロング Pro. インナーマット | 355×215cm | 3.7kg | ¥27,500 |
今となっては、最初からソトネノキワミを買っておけば良かった。
極厚マットがあれば、インナーマットなんて要らないのです。
→インナーマットとグランドシートの必要性と代用品。寝袋マットやコットとの違い。
重くてデカイ
ソトネノキワミは、極厚ウレタン素材なので・・・
とても重くて、とてもデカイです。
Mサイズで6.3kg、Lサイズで7.5kg。
肉抜きされているとはいえ、圧縮してこのサイズ。
単体で見るとよくわかりませんけども・・・
ファミリーサイズのテントと同じくらいのサイズです。
S | M | L | |
---|---|---|---|
価格(税込み) | ¥16,240 | ¥20,480 | ¥23,730 |
展開サイズ | W80×D208×H10cm | W115×D208×H10cm | W138×D208×H10cm |
収納サイズ | W91×D23×H23cm | W60×D30×H30cm | W70×D31×H31cm |
重量 | 4.6kg | 6.3kg | 7.5kg |
ただ、我が家の場合、ソトネノキワミのおかげで、
インナーマットとインフレータブルマットを持っていく必要が無くなったので、
荷物の嵩量としては、あんまり変わらず。
むしろ大判で無圧縮のインナーマットが無くなったので、
収納はラクになってる・・・ハズ。
カングーには、ルーフキャリアが必須だと思ってますので。
畳むのが大変
広げるのはラクなのですが、人力で片付けるのは凄い大変です。
空気の逆流が防いでしっかり圧縮できる・・・
排気モードにしても、しっかりプレスしないと空気は抜けないからね。
しっかり空気を抜くためには、丸めて潰しながら空気を抜かないとダメ。
力も要るし、とてつもなく時間もかかります。
マットサイズもデカくて重いので、小柄な女性や子供だと無理。
夏場のテント内なんて暑いので、汗もだくだくになる。
いくら快適に寝れても、撤収しんどいだけで使わないという。
ただ、この難点を解決してくれたのが「電動ポンプ」。
電動で吸引できれば、畳むのは非常に簡単となります。
ソトネノキワミのバルブ口はデカイので、電動ポンプの吸引口を、
ピッタリ押し当てておけば、ドンドン吸引してくれます。
圧縮は積載にも影響してくるから、電動ポンプは絶対に必要です。
私はAmazonで売っていたUSB充電可能な物を使ってます。
小さいのに強力なので、夏レジャーで役立つ。有って損無し。
穴が空くリスクが有る
布団のように見えるけど、あくまで空気で膨らませているわけで、
穴が空いたら完璧の状態では使えなくなります。
ウレタンといえど、肉抜きウレタン。
穴が空いたら、空気も漏れてしまう。
そのために、補修用のパッチも付属しているのです。
ただ、一般的なエアマットやエアベットに比べると、
明らかに外幕の生地も厚いので、そう簡単には穴は空きそうも無い。
我が家は、キャンプだけでなく、
来客時ベットとかにも使ってますが、へたらず快適に使えてます。
エアーマットよりは、耐久性は断然高い気がします。
ソトネノキワミまとめ
収納サイズと寝心地という点で、エアーベッドを選びがちですが、
ソトネノキワミは、従来のエアベッドとは全く別物でした。
キャンプで寝るって軽視されがちですが、
キャンプ場で半分くらいは寝ているわけで、
連泊するようになるほどに、その重要性も痛感する。
自然の中で快適に寝れれば、
家で寝るよりも気持ち良いからね。
焼くとか煮るとかよりも、寝るが最高。
ソトネの質を考えれば、値段も安いんじゃないかなと感じました。
特大のブランケットと一緒に使えば、色々と幸せになれる。
ブランケットは、ペンドルトンが間違い無い。
冬場は寝袋・・・ではなく羽毛布団。
ファミリーキャンプで、寝袋は要らないから。
→寝袋の役割と必要性。家族キャンプは羽毛布団の方が快適な理由。
ソトネノキワミの難点は、重量とサイズ。
積載容量さえ余裕が有れば・・・
私は、真っ先に持って行きますけども。
コメント
コメント一覧 (7件)
ソトネノキワミのMサイズを購入して使用していますが、撤収で大変苦労しています。。
DODさんのインスタで撤収動画も公開されていますが、真似してもあんな上手に収納出来ず……。
電動ポンプを利用すれば、かなり圧縮することができるのでしょうか?
YoutTube等でもレビューが上っておらず、半信半疑なところもありまして……
テント内でのソトネノキワミを畳むのは地獄ですよね。
私は2個使ってますが、電動ポンプなければ撤収は無理です。
電動ポンプは、吸引口へ押し付ける手間があり、吸引時間もかかりますが、
それでも手動で畳むよりは、ダンゼン早いしラクです。
コンパクトな電動ポンプは、夏レジャーに色々使えるので、
一つ持っておいて損も無いと思います。
ご返信ありがとうございます。
私はDODのワンタッチテント内でMを利用しているのですが、前回のキャンプではもう収納が嫌になり諦めて家に帰ってから収納しました(苦笑)
収納の苦労は最悪レベルですが、そこまで苦労してもあの寝心地を体験すると譲れない一品となりますね……。
ポンプは色々と応用も効きそうなので、先ほど注文してみました!
週末にでも展開&収納で試してみようと思います、ありがとうございました!
ソトネノキワミの購入希望者です。迷っているのは、やはり撤収の大変さです。電動ポンプ使えないかな〜と色々You Tubeとかで探しましたがありませんでした。是非、電動ポンプを使用しているところを動画で見たいのですが…。無理そうなら、電動ポンプてすと、Lならどの程度圧縮に時間がかかりますか?
電動ポンプを使って吸引すれば、1個あたり約5分でペチャンコになります。
そこから畳んで収納で、約10分くらいですね。
我が家は2個使って、撤収で20分あればという感じ。
狭いテント内で消耗しない、汗かかないって理由もデカイです。
使い方は、ポンプの口をあてるだけなんですけど・・・
動画は後日アップしたいと思います!
はじめまして。ソトネノキワミLとソトネノキワミSを使用していますが、収納で力いれて必死に圧縮しているファミリーキャンパーです。たしかに幕内では豪快に汗かきますね、電動ポンプ便利そうですね情報ありがとうございます。
夏場の幕内はホントキツイのですよね。
電動ポンプを是非活用下さい、女性にもおすすめです。