日本初のオートキャンプ場は、大野路ファミリーキャンプ場。
その敷地面積は35,000平米と広く、
全面芝サイトであり、富士山も見え、露天風呂まで有る。
ただ、昔ながらの老舗キャンプ場ということで、
ルールを知らない私は戸惑ったし、
広すぎるフリーサイト故に、エリア選びも悩んだよね。
基本情報
宿泊施設と宿泊料金
予約方法は電話予約のみ。
普通サイト、電源サイト、トレーラー&ロッジの3種類。
オフシーズン、レギュラーシーズン、ハイシーズンで料金が変わります。
- レギュラーシーズン:3月〜12月/ハイシーズンを除く
- オフシーズン:1月〜2月/年末年始を除く
- ハイシーズン:GW/冬期以外の3連休
普通サイト(オートサイト、電源無し)の場合、
レギュラーシーズンとハイシーズンで料金は一緒で、税込み5,500円。
ただ、ハイシーズンの予約は、
事前に利用料金の支払い(銀行振込)が必要です。
車1台、人数5人までは上記料金に含まれますが、
6人目移行は、1人追加に付き+1,100円。
車は1台追加に付き+2,200円。
車追加した場合は、受付横の駐車場に駐車となります。
敷地内には、露天風呂、遊具広場、ゴルフ場、ドローン広場等もありますが、
いずれも別料金になっています。
キャンセル料
前日までに連絡すれば、キャンセル料は無料でキャンセル可能です。
事前に代金を振り込んだ場合(繁忙期)は、
キャンセルしても返金はされず、
別の日へ振り替え予約(1年以内)となります。
チェックイン&チェックアウト
オートキャンプは、チェックイン10:10、
チェックアウト15:00(ハイシーズン 10:00)。
日曜日チェックアウトでも15時まで利用できるわけで、
通常のキャンプ場よりもゆっくり滞在できます。
ただ、連休中(翌日が休前日)の場合は、
エリア指定となり、チェックアウト時刻も午前10時と早くなるので気をつけて。
トレーラーハウス、ロッジは、
チェックイン10:10(ハイシーズン 11:00)、
チェックアウトは10:00です。
アクセス
大野路キャンプ場は、東名高速道路を裾野ICから約10分とアクセスも良い。
東名高速道路を降りたら、パノラマロードをひたすら進む。
富士サファリパーク方面です。
ファミリーマートの有る、大野路の交差点を左折すれば、
左手に「富士遊湯の郷 大野路」が見えてきます。
ちなみに、レストラン大野路がキャンプ場の受付となってますので、
いきなりキャンプ場に行かないように気をつけて。
富士遊湯の郷「大野路」巻狩の宿を目指した方が良いです。
駐車場→受付
レストラン受付なので、レストラン横の駐車場に停める。
向かい側にも駐車場、受付時刻前になると混み合います。
レストラン受付となっていますが、正確にはレストラン前で受付。
ピッタリ10時10分にならないと受付開始しません。
必要事項を記入して、お金を払ったらスタンプを押して貰えます。
入場券の半分は、場内施設(露天風呂 等)の割引券にもなっています。
レストラン駐車場から、キャンプ場へも繋がっているのですが・・・
一旦道路へ出て、キャンプ場の入り口から入らないとダメ。
左手方向に出たら、キャンプ場の案内に従って左折する。
キャンプサイトが見えて来ました。
キャンプ場内マップ
普通サイトで利用の場合、ハイシーズン以外は全面フリーサイトなので、
空いているサイトならどこでも利用可能です。
※ロッジ、コテージ、電源サイトを除く
チェックイン時に、場内マップも貰え、
使える場所にも印を付けてくれます。
2番がコテージ、5番がトレーラーハウス、7番が電源エリア。
それ以外は、全てフリーサイトだったハズ。
キャンプ場入り口から入ってくると、最初に見えてくるのが6番エリア。
キャンプ場の中央に道路が有るで、左右にサイトが広がってます。
8番エリア。
管理棟の脇には、ブランコも有りました。
更に奥にも、9番~16番エリア。
16番エリア。今回使用不可能でした。
11番エリア。
右側が9番エリア。
一番奥の左側が10番エリア。
キャンプ場内の管理棟付近に分岐点があり、
露天風呂側に、1番~4番エリアがあります。
露天風呂やレストランに近いのが1番エリア。
2番エリアは、コテージサイト。
3番エリア。
3番は、3-1と3-2と2つも有ります。
オススメエリアと利用したエリア
トイレ、洗い場の両方が有るのが1番、9番、16番。
今回、16番は閉鎖していたので、1番を選びました。
1番エリアは、水場、トイレと近く、
露天風呂、親子チャレンジ広場も隣にありますからね。
小さい子供が多い場合は、ラクかなと。
サイトの入り口には、川も有りましたので。
キャンプ場は全体的に日除けを遮る木が少ないですが、
1番エリアには大きな木も有ったので。
1番エリアの難点は、親子チャレンジ広場が近いので、
朝は鶏(ホロホロ鳥)の鳴き声も騒がしいこと。朝の4時半から鳴いてたよ。
夜は夜で、宴会場も騒がしかった。
キャンプ場の上側(1番エリア側)に大野路の施設があるので、
静かに過ごしたいなら、奥の方のサイトが良い。
富士山を見る場合も、奥の方の開けたサイトが良さそう。
利便性を取るか、自然を取るか、といったところでしょうか。
キャンプ場内の設備
洗い場
炊事場というよりも洗い場ですね。
洗い場があるのが、1番、4番、9番、16番。
シンクの一つ一つが大きく、大きなコンロも洗いやすい。
富士山の天然水が飲み放題というのも嬉しい。
ちなみに、水場でお湯は出ません。
トイレ
露天風呂前のトイレ。
入り口前には洗面台。ハンドソープ。
男性用トイレ。懐かしいタイプ。
トイレは洋式。ウォシュレット無し。
こちらは1番エリアのトイレ。
個室はウォシュレット付きでした。
建物自体は古臭いけども、トイレは綺麗で変な匂いも有りませんでした。
露天風呂
1番エリアの隣に露天風呂があります。
露天風呂は、中学生以上800円、2歳以上は500円。
キャンプ場利用者は、中学生以上600円、2歳以上は400円と安くなります。
家族貸し切り風呂も有り、45分間5名まで3,000円、
キャンプ場利用者は2,500円でした。家族風呂は事前予約不可です。
営業時間は、午前10時10分~20時(冬期は19時)で火曜日休み。
入り口にて靴を脱ぐ。
コインロッカーありますけども、
着替える場所にもコインロッカー有りますので。
中の受付にて代金をお支払い。
コインロッカーの利用には100円が必要で、100円は戻ってきます。
露天風呂はそこそこ広くて、天空風呂とかもありました。
シャンプー&リンス、ボディーソープも備え付けてあります。
キャンプ場で露天風呂は贅沢ですね。
釣り堀
露天風呂の目の前に、マスの釣り堀。
釣りの料金は、貸し竿200円、エサ100円。3尾まで1000円。
釣った魚は、焼いて食べられます。
チャレンジ広場
2番エリア横にチャレンジ広場。
利用時間は午前9時~午後6時。
大人も子供も1人600円、キャンプ場利用者は1人400円。
レストラン前の売店でチケット購入でき、
専用のサンバイザーを被らないと入場できません。
チャレンジ広場は、思ったよりも広そうでしたが、歴史を感じます。
遊園地というよりも、ただの遊具なので、
1人600円は高いじゃないのん。
道路渡った、キャンプ場の反対側にも遊具は有るらしいです。
販売されているもの(売店・管理棟)
キャンプ場では、薪や炭を売っています。
薪は1束500円。綺麗にカットされてます。
広葉樹の薪だそうで火持ちが良かったです。
ちなみに、焚き火をする場合は、
焚き火台の下に木の台を敷くのがルール。芝ダメージの防止。
他のキャンプ場みたいな売店的なものは無いけども、
徒歩圏に大きなコンビニ(ファミリーマート)が有る。
午後10時~午前6時までは安眠時間。
午後10時までは車移動も可能なので、買い出しにも困りません。
スーパーも車で10分ほどの距離に有りましたので。
ゴミ捨て場
管理棟の横にゴミ捨て場があります。
生ゴミ、ビン類、缶類と分別して、全て無料で捨てられます。
貝類とアルミホイルは、燃えるゴミでは有りません。気をつけて。
大野路ファミリーキャンプ場の感想
歴史有るキャンプ場ということで、設備は全体的に古臭い。
繁忙期以外は管理人も不在で、説明も簡略化されているので・・・
まぁ、良くも悪くも昔ながらのキャンプ場。
チェックアウト手続きは無いので、勝手に帰ってOKでした。
サイトの質は高く、整備された芝サイトは、地面もフカフカ。
ペグも打ちやすく、虫も少なく感じました。
ファミリーキャンプ場ということで、
子連れやグループキャンパーが多く、
数家族の大人数で来てるグループもたくさん見かけた。
それでも余りあるくらい広いフリーサイトなので、
スペースに余裕を持って、贅沢に設営できる。
ただ、だだっぴろいということは、
木陰が無いので夏は日差しがキツくて暑い。熱中症には気をつけて。
翌日は午後3時チェックアウト、
1泊で24時間以上、ゆっくり滞在しましたとさ。
ちなみに、フリーサイトは早いもの勝ちなので、
週末は、チェックイン時刻前から並んでます。
朝9時半頃から並んでました。皆さん早いのね。
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