2021年1月、NVIDIAのGeForce Nowが、iOSとiPadOSに対応。
私も早速使ってみましたけども、iOSではではSafari経由での起動ということ。
2021年3月現在、Apex Legends(エイペックス)は対応済みですが、
Fortnite(フォートナイト)にはベータ版対応であり、
クローズドベータ応募者しか利用できません。
まだまだiOSでは微妙な点も有りましたので、気づいた点をまとめておきます。
※iPhone、iPad以外のGeForce Nowでは、フォートナイトに完全対応しています。
Android、Mac、Windows、Chormebook、Chromecast with Google TVではフォートナイト起動します。
→GeForce NOW評判&レビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。
iOS版GeForce Nowの使い方
GeForce NowをiOSで遊ぶには、
事前にGeForce Nowへの登録が必要。
2021年6月、フリープランが登場しました。
連続プレイ1時間まで無料で楽しめます。
既にGeForce Nowを契約しているなら、
Safariから、GeForce Nowの公式サイトへアクセスして、
ログインするだけです。
起動方法やログイン方法は、auもSoftBankも同じ。
プロバイダー契約が違うだけで、使うサービスは同じなのです。
→GeForce NOW評判&レビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。
いずれも、Safari上で動作するのですけども、
最初にホーム画面にGeForce Nowのショートカット作成を促されます。
「ホーム画面に追加」すれば、
GeForce Nowのショートカットが表示される。
専用アプリっぽいですけど、あくまでURLショートカット。
ショートカットでブラウザ起動して→ログインという流れ。
ログイン画面で、契約サービスのアカウントを選択する。
契約しているサービスのID、パスワードを入力。
二段階認証をクリアすると、無事ログイン。
ログイン後は、右上に契約しているプランの情報が表示されます。
ちなみに、iOS14.3以降、iPadOS 14.3以降のSafariじゃないと、
Geforce Nowは起動しないので気をつけて。
私は、最初起動しなくて焦ったんですけど、
アップデートして、無事使えるようになりました。
iOS版GeForce Nowのメリット
GeForce Nowのメリットは、以前もお伝えした通りなんで、
AndroidからiOSで何かが変わるってほどでも無いのですけども。
やはり、日頃から携帯しているiPhoneで、
サッと高品質ゲームがプレイできるってのは、ちょっと感動します。
Androidアプリ同様、バーチャルゲームパッドも使えるし、
iPadでもバーチャルゲームパッド対応。
バーチャルキーボードにも対応していました。
スマホのGPUを使わず、バッテリー持ちも良い。
ゲームはクラウドに既にインストール済み、
スマホのストレージ容量も要らないし、インストールの時間も不要。
それなのに高画質でヌルヌル動くのは、やっぱり不思議です。
個人的には、iPhoneで使える利点よりも、iPadで使える利点が大きい。
iPadサイズなら、画面サイズも適切で、
ノートパソコンみたいな邪魔なキーボードも無く、
コントローラー使えば、文句も無いゲーム環境が整うわけです。
どこでも最高のゲーム環境が・・・とは簡単に行かないのが、Apple端末。
というわけで、iOS版GeForce Nowのデメリットへ続きます。
iOS版GeForce Nowのデメリット
未対応のゲームが多い
GeForce NowのiOS対応って、
フォートナイト難民の為に有るものだと思ってましたが・・・
2022年3月現在、フォートナイトはベータテスト段階です。
iOSやiPadOSのSafariで、GeForce Nowを起動すると、
ゲーム登録したハズのフォートナイトが表示されません。
ベータ応募登録したユーザー以外は、起動もできないのです。
他の表示されているゲームは、全部プレイできるのかと思いきや
他のゲームも未対応だらけで、こちらも起動できない仕組み。
「このゲームは現在こちらのデバイスではサポートされていません。」って。
キーボード×マウス操作のゲームは、基本的に無理な気がした。
アンドロイドのGeForce Nowならプレイできるのに。
これがSafariブラウザ起動と、GeForce Now専用アプリとの差なのか。
GeForce Nowって、そもそも対応タイトルが少ないわけで、
限り有るゲームの中で、更に制限かかっちゃったら、できるゲームを探すだけで萎えるのさ。
iOS対応ゲームを明記せず、絞り込みもできないのも不親切。
フォートナイトできるって勘違いしてる人も多いハズ。
少なくとも、私は勘違いしていたよ。
解像度に制限あり
iPhoneやiPadでは、解像度の上限が設けられており、
何故か、iPadではフルスクリーン設定しても画面の端まで表示されません。
一部のゲームでは、解像度設定をフルHD(1920 x 1080)や、
WUXGA(1920 x 1200)に変更できますけども。
SXGA未満の解像度が上限ゲームが多いのです。
せっかく高精細なのに、画面もボヤンとしている。
これだと、iPadの大画面でやる意味もない。
たしかにiPhoneならこれで良い。
画面の端まで表示されているし、低解像度でも気になりませんけど・・・
iPadのApexも、なんか汚いんですよね。
スマホサイズなら、Androidでも良いわけで、
やっぱりiPadでゲームやりたいのです。
ちなみに、縦向きでもゲームプレイできないようになってました。
データ通信量が鬼
iPhoneやiPadでできるようになったとはいえ、
どこでもできるわけでは無いので勘違いしないように。
端末スペック不要ということは、
全て回線速度に依存するということ。
必要な通信速度は最低15Mbps以上、
ストレス無くゲームするなら35Mbps~50Mbpsも必要。
使うデータ通信量も凄いわけで、
基本的に固定回線が無ければ成り立ちません。
5G回線は高速ですけど、
データ通信に限りが有るモバイル回線では、そもそも無理。
35Mbpsを1時間使っただけで、10GBオーバーですからね。
自宅の無線LAN、WiFi環境下でも、
35Mbps以上が安定して出るって家庭は、まだまだ少ないと思ってます。
iPhoneだけで、どこでも使えたらホント便利なんですけど。
自宅、友達の家・・・あとは職場。高速回線が有るならね。
iOS版を使わないという選択
回線速度の都合、自宅でしかできないし、
スマホやタブレットって時点でライトユース。
というわけで、iPhoneやiPadにこだわる必要は全く無い事に気づきました。
Apple端末って時点で、今後また制限が出る可能性も有るわけで、
無理してiOS対応するよりも、
素直にAndroid端末でゲームプレイするのが、今後の為。
Androidにすれば対応ゲームも増え、使えるコントローラーも増えるのです。
別にGPU特化した高スペックAndroidスマホも要らんし、
そのためのGeForce NOWというサービス。
低スペックのAndroidスマホなら、超格安に手に入るし、
私も楽天モバイルの激安スマホで、絶賛GeForce Now中。
低スペックでも、Androidスマホのがサクサク動くし、
フォートナイトも完全に動く・・・感動。
iOSで苦戦した後だと、スンゲー快適に感じます。
ゲーム専用端末でプレイした方が、
メインスマホへの負荷も軽減できるし、バッテリー持ちも向上。
PSPやSwitchみたいな感覚でPCゲームできる素敵。
iPhoneのLightningケーブルってのも面倒。嫌いアレ。
自宅用途なら、別にスマホやタブレットにこだわらなくても良い。
適当なディスプレイに「Chromecast with Google TV」接続したら、
ゲーミングテレビも出来上がりました。
Android TV OS内蔵、WiFiも5GHzの高速ストリーミング対応で、
たったの7,600円ですからね。今までのChromecastとも別物です。
※参考→新型Chromecast with Google TVとChromecast(第3世代)の違い、歴代クロームキャストとの比較 | 俺の動画。
対応ゲームはAndroidスマホと同じ。フォートナイトも起動します。
フルHD解像度(1920×1080)で、
大画面でフルスクリーンの縁無し出力できるし、
最高設定で、サクサク動いてます。
iPadで難の有ったAPEXの解像度も、
Chromecast with Google TVは、1920×1080で表示可能、
もちろん、コントローラーやキーボードも認識しますので。
ちなみに、MacOSではフォートナイトは出来なくなりましたが・・・
GeForce Nowは、MacOSには正式対応しており、
専用アプリがありますので、
型落ちのMacbookとかでも快適にプレイできてます。
MacのGeForce NowからFortnite起動すると、
Windows版Fortniteが起動するという不思議な感じ。
あと、MacでWindowsを起動するということで、
日本語入力が不可能という難点が有りますけど。
まぁ、ボイスチャットは普通に使えるからね。
iOS版GeForce Nowまとめ
GeForce Now使うならiOSは時期早々、
iOS版は、ベータ版Safariでの提供だし、
正式に対応したとしても、制限だらけのiOS。
そもそもApple端末はゲームには不向きなわけで、
私はEpicとApple、どちらと心中するつもりも無い。
ゲームやるなら素直にAndroid端末を使うべきって話でした。
特に「Chromecast with Google TV」は、ゲーム端末としてコスパ最高。
GeForce Nowだけでなく、Steam Linkにも対応しているわけで、
大画面でゴロゴロしながらゲームがラクなのよね。
GoogleのAndroid端末なら、Google Stadiaにも対応するだろうし、
今後は、MicrosoftのxCloudにも対応すると勝手に思ってます。
Apple TVなら、Apple Arcadeで我慢するしかない。
→Apple Arcadeレビュー。使って気づいたメリット・デメリット
GeForce Nowは、ソフトバンク、auの両者で提供されてますが、
携帯キャリアがプロバイダになっているだけで、誰でも契約可能。
ただ、無料のフリープランが有るのは、ソフトバンク版だけ。
→GeForce NOW評判&レビュー。Steam Linkと比べたメリット・デメリット。
フリープランでも、連続プレイ1時間までなら何度も遊べますので、
気になるなら試した方が良い。Android機が良い理由もわかります。
APEXやフォートナイト向きでは無いですけども。
隙間時間にスマホでPCゲームできるなら、悪くないサービス。
Epicの無料ゲーム、Steamの積みゲーの消化・・・
あとは、対応のインディーズゲームが増えれば尚良しです。
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