カングートノボードを自作カスタマイズ。作成手順と必要だったモノ。

カングートノボード自作

カングーの軟弱な荷台(キャリア)の棚板トノボード。
見た目もイマイチだし、強度も不安なので、自作してみました。
カングーDIYの中でも、やるべきカスタムの一つです。

カングーカスタムDIYまとめ。デカングーをオシャレにカスタマイズしてみた。

トノボード作成って言っても、主な作業は板のカット。
カットサイズの採寸が一番の肝。

カットは店でやってもらえば超簡単なんだけど、
私は試行錯誤しながら自分でカットしたので、なかなか大変でした。

キャリアサイズに、純正トノボードサイズ、購入した板のサイズ・・・
具体的に使った数値を載せておきます。

目次

純正トノボードの不満点

カングーといえば、大きなボディに伴う荷室の広さ。
特に車高が高いので、荷室も広いんですが、
肝心な収納まで考えられておらず、収納スペースも少ないのです。

ルノー「カングー」に乗り続けて気づいたメリット・デメリット

高さを活かすて、上までビッチリ積めるとなると、
棚が必要になるわけで、純正トノボードでは、ちょっと心許ない。

純正トノボードの耐荷重は、均等荷重で50kg
ちょっと重いもの載せたら、曲がるからね。

DSC05817

強度だけでなく、棚面も凸凹しているので大きな荷物は安定しないし、
キャンプ用品にも到底絶えられない。
表面も不織布で汚れやすいからね。
というわけで、木製トノボードを造っていきます。

純正トノボードのサイズを測る

純正トノボードのサイズは、前後幅は約650~660mm
折りたたみ部分を境に計測してみると、
後ろ側が約300~310mm、前側が約350mm

IMG_0868

トノボードの横幅が、約1,155mm

IMG_0871 (1)

前側に横1,155mm×縦350mmを1枚。
後ろ側に横1,155mm×縦300mmを1枚。
2枚の板を用意すれば良いのかなと。

板を用意する

ホームセンターに行くと、
300mm350mm幅で丁度良いサイズが売ってました。

IMG_9844

厚さ18mmのパイン集合材(ラジアタ)です。

IMG_9845
  • 幅300mm×長さ1820mm×厚さ18mm:2,850円
  • 幅350mm×長さ1820mm×厚さ18mm:2,400円

思ったよりも高いけど、探すのも面倒なのでこれで決定。
キャリアの荷幅に合わせて長さを1,820mm→1,155mmにカットしてもらいました。
とりあえず、そのまま置いてみる。

DSC05838

とりあえず、幅は問題無さそうです。

DSC05837

板をジグソーでカットする

トノボードを固定するツメの形に合わせて、
板をカットするため、ツメの位置を把握しておきます。

DSC05832

シートからちょっと距離あるし、シート斜めになっているし、

DSC05867

板乗せる部分も微妙に斜めになっているので、ピッタリカットは判断が難しい。

DSC05881

横側は約2cm強なので、2.2cmカットくらいかな。

DSC05871

結局、採寸だけでは判断が難しかったので、ダンボールで仮の板を作成。

DSC05892

板とは厚みが違うので、これまた判断に悩むのだけども。

DSC05839

最終的に前側の板は、90mm×22mm55mm×22mmにカット。

DSC05896

後ろ側の板は、前の板に合わせて切り落とす方向で。

ちなみに、板は中央部分の窪みにハマれば動かず固定できますので。
前側が210mm、後側が175mmでした。

IMG_0091

前後の板で隙間無く作ることにこだわらなければ、
窪みの間隔だけ合わせて、トノボードも作れます。

カングーリアキャリアにベンチ&テーブルを作成。ツーバイ材の頑丈トノボード。

採寸した寸法をもとに、カットする部分を鉛筆で下書き。
ジクソーでカットしていきます。

DSC05904

カットする部分は直線だし、距離も短いので簡単。

DSC05907

前の板に合わせて後ろ側の板もカットして、仮置きしてみた。

DSC05936

微妙に誤差はあるものの、良い感じにフィット。

DSC05920

で、ここで想定外のトラブル。
後ろ側がギリギリ過ぎて、微妙にドアに当たってる気が・・・

DSC05918

ドアが閉まらないことは無いのですけど、
気持ち悪いので、追加で1cmほどカットしました。

DSC05913

これくらいだとはみ出るコト無く安心です。

DSC05917

下段にも置いてみました。

DSC05926

ちなみに、後ろ側の板はツメに合わせずカットしてしまったので、

DSC05924

後ろ側に重心がくると板がひっくり返ってしまいます。

DSC05931

まぁ、大きい荷物を乗せる時は問題無いし、
後ろ側の板は、キャンプの時しか使いませんので。
なんにせよOKです。

板をヤスリがけして塗装する

仕上げです。
板にヤスリ掛けして、トゥルトゥルにします。

DSC05953

頑張ったので、トゥルトゥルです。

DSC05963

木目そのままでも良いですけど、
せっかくなので、造った感を出すために色塗りたい。
ニスとか塗るのは面倒なので、塗りっぱなしでOKのやつ。
水性WOODジェルステインってやーつ。

IMG_9852

手前の板はボルドーカラー。

DSC05974

板をヒックリ返して反対側も、板の切れ端を下に置いて乾かしながら。

IMG_9857

奥の板は、ホワイトカラー。

IMG_9865

布だけでムラ無く綺麗に塗れる。

IMG_9866

乾燥中。

IMG_9863

1度塗りでは、ちょっと薄かったので、2度塗りしました。

DSC00815

トノボード完成

完成です。

IMG_0854

床のクッションマットの木目と合わさって良い感じ。

カングー荷台(リアキャリア)の床をフローリングマット化してみた

普段使いなら、1枚が使いやすい。

IMG_0852

純正トノボードを使えば、2段棚にもできます。

IMG_0856

薄くて耐荷重が不安だったのですが、パイン材は以外と頑丈でした。
割れても良いかなくらいで使ってるんですけど、思ったよりもしならない。

IMG_0619

下段に重いものとは思ってますけど、
まぁ、あんまり気にせずともイケるのかなと。

強度が心配なら、ツーバイ材でも作れますので。
ピッタリにこだわらなければ、こっちのが簡単で便利です。

カングーリアキャリアにベンチ&テーブルを作成。ツーバイ材の頑丈トノボード。

IMG_5654

実際の積載では、隙間が有った方が融通も効きますので。

カングー積載量と収納方法。キャンプ道具を車へ積むコツ。

APS05063

ちなみに、何故、2色にしたのかというと、
フランスカラーのトリコロールを意識して。
車体がブルーなので、ホワイトとレッド的な・・・
言わなきゃわからないやーつ。

DODのテキーララックとしても使える

おまけです。
自作トノボードを造ったなら、キャンプでも使いたい。
DODのテキーラレッグ、キャンプ棚としても使えます。

テキーラレッグMなら、
テキーラプレート(W910×D140×H19mm)が3枚入るので・・・
幅420mm×厚19mm+αくらいの板まで使えるわけで、
自作トノボード両方使って、2段棚として活用可能。

IMG_0864

テキーラレッグSは、テキーラプレート2枚入るので、
幅280mm×厚19mm+αくらいの板が使える・・・
外側のトノボードが丁度良いサイズでした。

DSC01796

収納の役にも立って、キャンプでも棚として。
一石二鳥で満足です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ファミコン世代のゲーマー。暇があればゲームしたい。
PCゲームをやる為にパソコンもいじりだし、
VR、オーディオ、カメラ・・・と日々浪費中です。

コメント

コメントする

目次