我が家はスノーピーカー。
スノーピークテント、タープを愛用しているので、
カングーのシェードカーテンもスノーピーク風にしたい・・・
前回、防水生地でシェードカーテンを作ったのですが、
生地って意外と高いし、撥水生地なら尚更高額。
既存のテントやタープの生地を使った方が安いんじゃないかと思ったんで、
自宅に余っているスノーピークテントを再利用して作ってみました。
寸法を計測する
一旦シェードカーテンを作っているので、寸法の計測の手間はなし。
前回使った型紙で、今回も同じように作るのさ。
→カングーリアキャリアのシェードカーテン。バックドア用の日除けタープを自作してみた。
ただ、せっかくスノーピーク生地を使うので、
前回よりも丁寧に作ることは意識した。
カーブ部分も型紙を作って、よりジャストフィットを目指す。
A4のコピー用紙をあててカーブの形状を型取り。
織り込むだけで、跡が付く。
上から鉛筆でなぞって、型紙の完成。
スノーピークテントを解体する
一番面倒だった作業が、テント生地を解体する作業。
今回使ったのは、旧型のランドブリーズ SD-304。
既にボロボロの廃盤のモデル。
テント生地って立体裁断なので、平面にすると歪むわけで・・・
平らな生地を作るため、一旦解体することにしました。
縫製部分のほぼ全て、縫い目という縫い目をリッパーでブチブチしていく。
縫い目には防水加工もしてあるので、ポロポロと透明のカスも出まくる。
使わない部分は、ハサミで切り落とし。
テント解体に丸2日・・・既にしんどい。
仮縫いして仮生地を作成する
解体したテント生地は1パーツ1パーツが小さいので、
大判生地を作るため、しつけ糸で仮縫いしていく。パッチワーク作業。
テント生地は伸縮性があり、使用に伴う劣化でも伸びているので、
思ったよりもシワが入るんだな。
縁の部分は、そのまま端部分として再利用。
スノピらしい配色にしたいよね。
パーツが揃いました。まだ仮縫い状態ですけども。
仮縫い生地を裁断する
生地ができたら、生地の裁断へ。
チャコペンで縫い代印も付けて、カットしていく。
カーブの部分。新しい型紙にて裁断。
仮縫い生地を本縫いする
仮縫い部分を本縫いして、ベース生地を完成させていきます。
ミシンに使う糸は、30番手の厚手用ミシン糸。
アクセントのエンジ色「16」と、ベースのカーキ色「110」の2色を用意。
仮縫い部分をミシンミシンミシン。
面倒なのは縫い代の始末。縫いっぱなしは強度が不安だし、
ロックミシンは見た目もイマイチなので・・・
ツギハギ部分の裏側は、折り伏せ縫いで仕上げることにしました。
縫い代を巻き込んで処理する方法。
裏側をミシンで縫ったら、表側のビラビラもミシンで叩く。ステッチ風。
良いのではないでしょうか?
微妙なシワ感有るけども。
これを繰り返して、メインの大きな生地が完成です。
パーツを縫い合わせる
生地が出来たらパーツの縫い合わせ。
パーツといっても2パーツしか無いので、大変なのはカーブの部分くらい。
カーブの縫い合わせに、切込み目印(ノッチ)を入れて。
仮縫い・・・は面倒なので、ピン大量留めしてミシン縫い。
縫い代は、ツギハギ部分と同じように折り伏せ縫い。
縫い代の始末も大変なのが、カーブ部分。
多めのピンでカバー。表からミシンでたたきます。
裏側。ちょっとシワが入りましたけども。
表側。まぁ、わからないんでないのん。
エンジ色の生地で縁取りする
当初はシェード部分だけ、縁処理するつもりでしたが、
エンジ色が少ないのはイマイチだったので、
車体ボディ側を除く部分を、全てエンジ色で縁取りすることにしました。
縁テープは、テントの縁をリッパーして再利用。
角の部分だけ、手まつり処理しました。
磁石とハトメを付ける
シェード固定するための紐は、テントスカートのハトメを再利用。
バイヤス処理した上からミシンで縫い付け。
取り付け完了。
紐は、テント付属の自在ロープを再利用。
ボディに貼り付ける磁石は、前回と同じくネオジム磁石を利用。
前は小さいのを付けたんですけど、
すぐ外れてしまうので、大きくて強力な磁石にしました。
テント端切れ布で包むように縫い付け。手縫いです。
スノピ風シェードカーテン完成
1度作っているので、簡単かと思ったんですけども。
ベースの生地を作るのに苦労しました。
反対側。両サイドにスノーピークロゴ。
カーブ部分もなかなか良い出来。
リアキャリアのトノボードベンチに子供を座らせて、
ちょっとした休憩スペースも作ってみました。
→カングーリアキャリアにベンチ&テーブルを作成。ツーバイ材の頑丈トノボード。
テントやタープ生地で作るデメリットは、
解体の手間、生地作成の手間が尋常じゃないところ。
今回は、テント解体して作ってしまったので、凄い面倒でした。
タープから作れば、もっと簡単だったとは思う。
レクタタープとかなら、平面裁断ですからね。
あと、テント生地は、生地が薄くて軽いというのもデメリット。
引っ張るからハリ感や強度が出るわけで、
車固定だと、どうしてもシワ感が入る。
生地も伸びやすいから、ピンとさせるのも難しい。
ゼロから作れば生地は選び放題、なにより簡単ですからね。
→カングーリアキャリアのシェードカーテン。バックドア用の日除けタープを自作してみた。
同じ手間なら、カングー内装カスタマイズを優先した方が良い。
カングーってちょっと工夫するだけで、だいぶ使いやすくなりますので。
→カングーカスタムDIYまとめ。デカングーをオシャレにカスタマイズしてみた。
まぁ、大変だったからこそ愛着も有るわけで、
スノーピークロゴは、他に代えがたい。
生地も余ったので、カーサイドタープも作ってみました。
スノーピークまみれのカングーの出来上がり。
→カングールーフキャリアのカーサイドタープを自作してみた。メガウォーリアー専用スノピ風タープ。
そんなに見た目は悪くない・・・ハズ。
キャンプで無理して使って行きたいと思います。
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