静岡県富士宮市に有る「PICA表富士」。
以前は「表富士グリーンキャンプ場」だった場所。
高規格なPICAキャンプ場に比べると、
ちょっと設備は弱く感じましたけども、
フラッと来るには、悪くないキャンプ場だと感じました。
基本情報
宿泊施設と宿泊料金
「PICA表富士」は、他のPICAと同じく、
テントサイトだけでなく、コテージ、キャビンが有りました。
※利用したのは「オートキャンプサイト電源無」となります。
PICA施設は基本的に、料金システムは一緒。
料金区分はA、B、C、D、E、F、Gの7段階制で、
Gが一番高く、週末や繁忙期は2~3倍の料金となります。
※参考→料金一覧 – PICA表富士
キャンセル料
キャンセル料は、他のPICAと同じ。
8日前まで無料で、7日前~4日前で20%、3日前~前日で50%。
当日キャンセルは100%となっています。
キャンセル料は銀行振込でしたので、キャンセル料が発生した場合は面倒です。
チェックイン&チェックアウト
チェックインは、14:00~19:00ですが、
テントサイトは、13:00~チェックイン可能です。
チェックアウトは、7:00~11:00ですが、
テントサイトは、~12:00まで利用可能。
追加料金払ってレイトチェックアウトも可能ですが、
1時間+1,000円前後と割高でしたので・・・おすすめしません。
レイトチェックアウト料金もシーズンにより異なります。
テントサイト数と区画サイズ
電源付きの富士山プライベートサイトが2サイト。
電源は10A、広さは約20m×約20m、定員8名、
車2台、テント・タープは各2張まで。
※冬季(12月~4月中旬)はクローズ
電源無しのオートキャンプサイトが10区画。
広さは約7m×約10m、定員6名、
車1台、テント・タープは各1張まで。
フリーサイトは定員50人まで。
フリーサイトといえど、グループ用とソロ・デュオ用があり、
グループサイトは、80平米でテント&タープ各1張り。
ソロ・デュオサイトは、40~50平米で小型テント&タープ各1張り。
PICA限定プラン&割引
PICAリゾート共通で、週末の連泊割引があり、
ハッピーフライデー、アフターホリデー対象日は、
テントサイトが1泊の料金で2泊利用可能となります。
※コテージ、キャビン等は半額
我が家が毎回利用するのがハッピーフライデー、
金曜日は21時までチェックイン可能であり、
金曜宿泊せず、土曜日の朝7時から利用できます。
※参考→連泊割引 – PICA表富士
今回、我が家は限定プランの「Omotefuji BBQ」で、
ハッピーフライデーを併用し、
「テントサイト・オートキャンプサイト電源無」を利用しました。
PICAグリーン会員割引で5%OFFも効き、
プラン特典で、夕飯の食材と、
PICAオリジナルチャコール「CAMPnoSUMI」2kgと着火剤も貰える。
「Omotefuji BBQ」には、他にもレンタルとして、
トング、まな板、包丁、串6本、リッドも付いていました。
我が家は5人家族なので、食材は4~6人利用の900gセット。
通常のテントサイト料金と比べてみましたが、
夕飯の食材、炭と着火剤が付いて+約3,000円という破格っぷり。
PICAのセットプランは、基本的にハズレ無し。
今回は、セットプランということで、スノピ割引は併用できませんでしたが、
通常宿泊なら、スノーピーク会員で5%OFF。
PICA会員割引とも併用できるので、何気にデカい。
PICAを利用するなら、スノピ会員登録も忘れずに。無料です。
→スノーピーク会員ランクの違い。プラチナ会員になって気づいたデメリット。
アクセス
PICA表富士は、富士山スカイライン沿いに有る施設。
遊園地「ぐりんぱ」や、スノーリゾート「Yeti」の近くに有ります。
東京方面から来る場合、東名高速の御殿場ICから約40~50分。
「水ヶ塚公園」&「森の駅富士山」を過ぎればあと少し。
PICA表富士の看板。
ここが入り口です。スンゲー霧ってました。
駐車場→受付
PICA表富士の敷地内に入ると、すぐ左に駐車場も有りますが、
受付は右手奥の路地を入った先に有りました。
受付の有るゲストハウス。
ゲストハウスの目の前にも駐車場が有ります。
ゲストハウス内。入って右側が受付カウンター。
左側にはクラフトコーナー。
奥にはテーブル席。
ゲストハウスには、富士山の眺望が拝める展望台も有ります。
晴れていたら富士山が見えるとのことでしたが・・・生憎の天気。ざーんねーん。
オートキャンプサイトレビュー
場内はコテージエリアが半数以上を占め、
テントサイトは、全て左側の方向にあります。
奥から電源付きプライベートサイト、オートサイト、フリーサイト。
「テントサイト・アドバンスエリア」は、フリーサイトとなってますが、
実際は、グループ、ソロ・デュオと別れており、
林の中に区画サイトが点在している感じ。
左側奥にある「イベントスペースA」がオートサイト。
入り口が、凸凹しているので気をつけて。
グラウンドのような広いスペースに10区画。
区画サイズは、7×10mなので、車とテントとタープでギリギリ。
我が家は2ルームテント(リビングシェルロング)だけにしました。
水はけの良い砂利サイトですが、ペグを挿すにはちょっと固め、
地面も傾斜が有るので、テントの配置に気を遣いました。
サイト間の隔たりも無く、ギリギリまで広げてしまうと、
隣との距離も短くなりますからね。
前との距離も、思ったよりも密集してます。
コテージや、電源付きのプライベートサイトや、
フリーサイトの方が森の中って感じで良さそうでした。
キャンプ場の右側の方は、ほとんどコテージエリア。
コテージだけの建物も有りますが、
ワンランク上のコテージには、屋外コンロ、タープ、BBQコンロ付き。
炭火用コンロまで有りました。
右側奥に有るイベントスペースB。ただの広場です。
PICA表富士の設備
水場、炊事場
オートキャンプサイトを出たスグ目の前に水道とトイレ。
テーブルも有りますが、お湯は出ません。
炭も捨てられます。
近くの炊事場はお湯が出ず、蛇口は2つしかありませんが、
ゲストハウス横の炊事場は、蛇口も多く、お湯が出るので、
ちょっと歩いて食器洗いしに行ってました。
トイレ
オートキャンプサイト近くのトイレ。
男子用便器。
洗面所。ちょっと歴史を感じます。
個室トイレ。便座が低め。
キャンプエリアのトイレは、キャンプ場っぽいですが、
ゲストハウスのトイレは、非常にキレイ。
男性用便器も自動で流れるタイプ。
ウォシュレット付きの温かい便座。
できることなら、こちらで用を足したい。
ただ、皆さん考える事は同じなようで、
朝方のゲストハウスのトイレは混み合ってました。
メンズは個室トイレも一個しかないからね。
シャワー
PICA表富士には、お風呂は有りませんが、
シャワーは無料で使えます。
シャワールームはゲストハウスの裏手。
シャワーが使える時間は、午前8時~10時と午後15時~24時。
夜遅くまで使えるのは嬉しいですね。
シャワールーム内。
一応ドライヤーも有りました。
脱衣所で脱いでから、スッポンポンでシャワールームへ。
個室シャワールーム。綺麗です。
個室には、タオルを引っ掛けるような場所も無いので、
シャンプー類を持って洗うだけ。据え置きシャンプーも有りません。
ボタンを押すとシャワーが出ますがスグに止まるので、
ボタンを押しまくりながら洗うやーつ。
クラフトコーナー
ゲストハウスの前には子どもが遊べるようなスペースも有ります。
黒板が有るだけで描きたくなる子どもたち。
Nature Koboというクラフトコーナー。
木の枝とかを使って、色々作れます。
ハンモックとかも有るので、子どもは動かず・・・
しばらくは抜け出せませんでした。
販売されているもの
受付の前には、飲食類、調味料類、日用品、
アウトドアグッズも売ってますが、
他のPICAに比べるとバリエーションは少なめ。
PICAオリジナルグッズも売ってます。
針葉樹の薪が1束750円、さくら薪が1束1,000円。
薪の値段は、どこでもこんなもんですね。
PICA表富士の感想
オートキャンプサイトは、そこまで広くも無く、普通の砂サイト。
凄い良いキャンプ場では有りませんでしたが、
設備と値段を考えると、悪くないキャンプ場です。
ゲストハウスは綺麗で、シャワーも無料ですからね。
他のPICAよりは値段も格安で、人気がなく予約が取れる。
トップシーズン土日でも空きが有ったり・・・
設備が弱いとはいえ、一般的なキャンプ場に比べれば綺麗ですからね。
特にオリジナルのバーベキューセットは満足度が高い。
ボリュームも有り、肉も予想以上に美味しくてビックリ。
ハッピーフライデーで1泊無料になったので・・・
家族でBBQするよりも安い金額で済みましたからね。
都心からも近く、気軽にキャンプしに来る場所として良い。
標高も高くて涼しいし、スンゴイ霧に見舞われたのも良い経験。
こんなことで喜ぶのも子どもなんだな。
帰りは、近くの「森の駅 富士山」でソフトクリームを食べました。
PICA利用者は、10%オフになります。
次来るときは、電源付きの富士プライベートサイトを利用したい。
2サイトしか無いので、あそこは激戦だけども。
近くには「PICA富士ぐりんぱ」も有るので、
両方の空き状況次第で、どちらか選ぶって感じでかな。
PICA富士ぐりんぱのが、断然広くて、
こちらは、お風呂も付いて、設備も素晴らしいんだな。
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